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半導体パワー…サムスン電子、国内従業員10万人牽引
- サムスン電子の国内従業員の数が、7年ぶりに10万人を突破した。激しいグローバルな競争環境で半導体「超格差戦略」投資と雇用を増やし、このような大記録を積んだ。サムスン電子の国内雇用の半導体部門が占める割合も半分に達した。
15日のサムスン電子の四半期報告書によると、第1四半期のサムスン電子の従業員の数は10万1951人だった。
昨年末の9万9784人から2167人が増えて、2011年(10万1970人)以後に再び10万人を突破した。サムスン電子の国内従業員の数は、2012年から2017年までの9万人半ば台で動いてきた。スマートフォンを主軸とするIM(IT・モバイル)事業部とCE(家電)事業部で、全体的な雇用減少が続いた中で、半導体を中心とするDS(デバイスソリューション)事業部がまいとし着実に採用を増やして補充した。
事業部別の従業員の流れを見ると、2013年にDS IM、CE部門でそれぞれ約4対3対3だった割合が、わずか4年後には5対3対2に変わった。 DS事業部が4年間で8024人の雇用を増やした一方で、IM事業部は208人、CE事業部は2672人減少した。半導体業界の関係者は、「昨年と今年、DRAMとNAND型フラッシュなどのメモリ部門のグローバルな好況局面で、サムスン電子はもちろん関連協力会社の仕事も大きく増えている」とし、「韓国経済で半導体産業が支える雇用の規模は相当なものだ」と述べた。
特にサムスン電子は最近の数年間、着実に増加した仕事量でもわかるように、一回性の市場状況よりも数年を見通す先制的施設投資で雇用創出に貢献してきた。サムスン電子がメモリ市場で構築した「超格差戦略」がまさにそれだ。
サムスン電子は最近、京畿道平沢の半導体団地に第2の生産ラインを建設することに決めた。正確な投資規模は公開されなかったが、昨年7月に稼動を開始した1ラインと同様の30兆ウォン台に達すると推定される。 - 毎日経済_イ・ヂェチョル記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-05-15 19:58:37