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原油高...「ハイブリッドの強者」トヨタ輸入車3位

  • 日本のトヨタが国内輸入車市場で累積販売台数3位を横取りし、「暴風成長」している。原油高で環境に優しいハイブリッド車に対する選好度が高まり、中型セダンの「カムリ」人気が高騰しているからだ。去る4月に発売した「プリウスC」と下半期に発売される「アバロン」などのハイブリッドラインナップの拡張を通じて、輸入車市場の「ドイツ車全盛時代」に亀裂を作る戦略だ。

    13日、輸入自動車協会によると韓国トヨタは先月までに累積販売台数7039台を記録し、輸入車メーカー最多販売3位になった。

    前年同期(4301台)に比べて63%も成長した数字だ。中型セダンのカムリが先鋒の役割を果たした。カムリとカムリハイブリッドは、先月までに総4387台が売れた。韓国トヨタ全体の売上げのうちで50%を超えた。昨年のカムリの販売台数(5709台)の70%に迫り、今年は最多販売更新を目の前にした。 2017年10月に国内発売された第10世代の新型カムリは、新しいプラットフォーム「TNGA(トヨタニューグローバルアーキテクチャ)」を採用したおかげで車体剛性が高くなり、好評を得た。低重心設計も運転の楽しさを加え、実用性と走行性能を同時に達成した。

    カムリハイブリッドのシステム総出力は211馬力に達する。燃費効率は複合基準でリッターあたり16.7キロメートルに達する。自動車業界ではこのところ原油価格が持続的に上昇し、ハイブリッドの強者であるトヨタのモデルが恩恵を受けるものと見込んでいる。業界関係者は「原油価格が上がるほどエコカーの販売が増えることを考えると、ハイブリッドモデルを集中的に国内市場に投入するトヨタが飛躍的な成長を遂げるだろう」と分析した。

    去る3月に発売して販売を開始したプリウスCも、韓国トヨタの肩を軽くしている。小型車モデルであるプリウスCは370台が売れ、3ヶ月ぶりに今年の販売目標(800台)の半分に迫った成績を記録した。プリウスCは、トヨタの代表ハイブリッドモデルの一つだ。 2011年に発売されて以来、昨年までに世界的に150万台以上が売れた。韓国トヨタはプリウスCが市街地走行に適したモデルだという点を掲げて2030世代を攻略している。
  • 毎日経済_カン・ヨンウン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-06-13 18:24:10