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ハンコックタイヤ、独のタイヤ流通企業を買収

  • ハンコックタイヤ(Hankook Tire)は4日、ドイツの3大タイヤ流通会社であるライペン-ミュラー社の株式100%を買収したと発表した。買収金額は正確には明らかにしなかったが、業界では1000億ウォン内外だと見ている。ハンコックタイヤが海外のタイヤ流通会社を買収したのは、昨年の豪ザックスタイヤズ(JAX TYRES)に続いて2回目だ。

    ライペン-ミュラーは1966年の1号店を皮切りに、ドイツ中南部で44店舗を運営している。社員700人が勤務しており、年間に乗用車用タイヤとトラック・バス用タイヤを240万本以上を販売している。店頭ではタイヤ販売のほか、自動車整備も一緒に行う。

    昨年2月に豪州最大のタイヤ流通店ザックスタイヤズを買収したハンコックタイヤは、グローバルな流通ビジネス強化のためにこれまでドイツ・中国・米国の流通会社の買収を着実に推進してきた。ドイツはヨーロッパ内の自動車産業の核心国で、タイヤ産業でも流通チャネルが多様だ。ハンコックタイヤは今回のライペン-ミュラーの買収によって、ドイツ国内の革新的な流通ビジネスモデルを確保することになった。世界のトップスリーのタイヤ会社のミシュラン社も2014年と2016年にドイツのタイヤ流通会社を相次いで買収し、ヨーロッパ内の流通システムを新たに構築している。

    ハンコックタイヤはライペン-ミュラーを中心に、ヨーロッパ全地域を網羅する統合流通網を構築する計画だ。

    ハンコックタイヤの製品を含めて他の有名な製品も販売する、顧客中心の流通システムを完成させるという構想だ。ヨーロッパではハンコックタイヤ全体の売上げの30%ほどを占める重要な市場だ。

    ハンコックタイヤは流通分野の強化を通じ、関連の売上げを3年以内に2倍以上に高めるという覚悟だ。昨年は6兆8000億ウォンの売上げを記録したハンコックタイヤは、流通部門だけで1兆ウォン規模の売上げを上げている。
  • 毎日経済_イ・スンフン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-07-04 20:04:26