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現代重の涙…創業以来初の「無給休職」推進

  • 現代重工業は創業以来、初めて2600人に達する社員の無給休職を推進する。仕事がなくて来月から稼動中断に入る、蔚山海洋プラント工場の従業員が対象だ。しかし、去る19日から全面ストに入った労組は会社側の方針に強く反発しており、労使間の対立は激しくなる見通しだ。

    20日、業界によると現代重工業は前日、労組に「2018団体交渉会社提示案」を提案した。

    提示案の主な内容は、海洋プラント部門の社員に対する無給休職だ。現代重工業が無給休職を推進するのは今回が初めてだ。今までは仕事が減る状況でも、勤務時間の短縮と循環休職、教育に対応してきたが、けっきょく無給休職という強い手を下したわけだ。

    これは来る8月から稼動が中断される海洋プラント工場からだ。現代重工業は2014年11月にアラブ首長国連邦(UAE)でナスル原油生産設備を受注して以来、44カ月連続で一件の海洋プラントも受注していない。結局、仕事がない海洋プラント工場は暫定的に閉めるしかないわけだ。今後、海洋プラント市場の状況が良くなるのかも未知数だ。原油価格の不安定性のために、精油会社が海洋プラントの発注に積極的ではないうえ、シンガポールや中国企業などがこれまで国内造船3社の独壇場だった海洋プラント市場を蚕食してきているからだ。

    会社側の無給休職方針が受け入れられることは容易ではない見通しだ。労組が強く反対しているからだ。現代重工業労組は配置転換などで、海洋プラント工場の雇用を維持するべきだという立場だ。労組側は「使用者側が労組と協議もせずに、一方的に無給休職を推進している」と反発した。
  • 毎日経済_蔚山=ソ・デヒョン記者/ウ・ヂェユン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-07-20 18:03:04