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金経済副総理、サムスン電子に「未来動力でリード」要請
金東兗（キム・ドンヨン）経済副総理兼企画財政部長官（右）は6日午前、サムスン電子平沢（ピョンテク）キャンパスを訪問し、李在鎔（イ・ヂェヨン）サムスン電子副会長に案内を受けている。金副総理はこの日にサムスン電子平沢工場を視察した後、李副会長とともに懇談会と昼食会を行った。 キム・ホヨン記者
◆ 金副総理、サムスン訪問 ◆
金東兗（キム・ドンヨン）経済副総理兼企画財政部長官は6日、サムスン電子の平沢（ピョンテク）半導体工場を訪問し、李在鎔（イ・ヂェヨン）サムスン電子副会長と会った席で、「（サムスン電子は）未来の成長動力を作り発展させるところに主導的な役割を果たしてほしい」と注文した。金副総理はこの日、「いまやわが国の経済は重要な転換期を迎えているが、経済の代表走者のような評価よりも重要なのは、わが国の経済におけるサムスンの役割」だとしてこのように強調した。
金副総理がサムスン電子を訪れたのは、昨年6月に就任した後では今回が初めてだ。この日の平沢工場訪問の行事には、李副会長とともに尹富根（ユン・ブグン）副会長、金奇南（キム・ギナム）、金炫奭（キム・ヒョンソク）、高東真（コ・ドンヂン）などサムスン電子の各事業部の社長がすべて参席した。
金副総理はこの日、「サムスンが同伴成長の模範を作って広めるところで主導的な役割を果たしてほしい」とし、「協力企業をはじめ中小・ベンチャー企業の競争力強化、既存のネットワークを活用した世界市場への進出のための活路開拓、そして人材養成と技術開発に力を注いでほしい」と強調した。金副総理はまた、「経済の代表格としての役割は国民の支持と、投資家の信頼が土台にならなければならない」とし、「透明な支配構造と不公正取引行為の改善に対しても積極的な役割を果たしてほしい」と頼んだ。
金副総理の注文に李副会長も共感を示した。李副会長は「サムスンは今後も意志を持って未来成長動力を作成し、青年たちが仕事や夢を持つように努める」とし、「協力している中小企業とベンチャー企業の支持を受けてきたし、国民が誇りを持つことができる代表的企業になるよう努力する」と答えた。
これに関連してサムスン電子はこの日、果敢な投資で半導体「超格差」を維持し、人工知能（AI）と第5世代（5G）移動通信などの将来の成長事業に集中投資して、グローバルな技術競争力を確保すると発表した。これを反映するように、李副会長はこの日の平沢工場に続き、華城半導体工場の超微細プロセス研究所を訪問して中心的な研究者らと半導体の超格差戦略をととのえた。サムスン電子はまた、社内ベンチャープログラムであるC-Labを社外ベンチャー支援プログラムに拡大し、1・2次協力会社を中心に運営している資金支援プログラムも、3次協力会社にまで拡大することにした。
サムスン電子は特にバイオが「第2の半導体」となるように、果敢な投資と技術革新を続けていくと強調した。これと関連し、金副総理は「サムスン側はバイオ産業と関連した規制を緩和してくれと要請した」とし、「平沢工場の電力問題と外国人投資問題などについても提案さがあった」とした。
サムスン電子はこの日「大企業クゴル（政府への依頼）」論議を意識して、金副総理が訪問した現代自動車やSKそしてLGなどの他の大企業とは異なり、投資・雇用案は出さなかった。サムスン電子は、早ければ今週中に100兆ウォン以上の投資計画と具体的な共生協力案を盛り込んだ案を発表することが伝えられた。- 毎日経済＿ファン・ヒョンギュ記者／イ・ユソプ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-08-06 18:08:13
