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サムスン電子「中低価格の携帯電話に新技術を優先採用」


    サムスン電子はこれまで「ギャラクシーS」や「ギャラクシーノート」などの主力製品に対して導入した新技術を、「ギャラクシーA」などの中価格携帯電話に先に採用することにした。インドや東南アジアなどの新興市場を先取りして、スマートフォン市場の成長鈍化の状況を突破するという戦略だ。

    高東真(コ・ドンヂン)IT・モバイル(IM)部門長(社長・写真)は3日、米CNBCとのインタビューで「スマートフォン市場の低迷の中で、サムスンは中低価格携帯電話のギャラクシーAシリーズに対するスマートフォン戦略を変えている。これまではギャラクシーSやノートなどの主力商品に対してまず新技術を適用し、次に中低価格製品にも新技術を採用したが、今年からは中低価格の携帯電話からまず差別化された姿を見せる」と語った。

    コ・ドンヂン社長は今回の戦略変化は、ますます価格が高くなるプレミアムフォン(ギャラクシーS、ノートなど)を購入する余力のないミレニアル世代に接近するための変更だと説明した。サムスン電子は今年の下半期に新しい戦略と機能を盛り込んだ、新たな中低価格の携帯電話「ギャラクシーA」シリーズを出荷する予定だ。サムスンが中低価格の製品ラインを強化することは、中国ファーウェイ社などが手頃な価格で高級仕様のスマートフォンを出荷して市場を蚕食しているためと解釈される。実際に、今年発売された「ギャラクシーA8」モデルは、ギャラクシーSやノートに適用されたことのないフロントデュアルカメラを搭載した。

    一方、コ社長はフォルダブルフォンの出荷について、「消費者調査でフォルダブルフォンの市場が存在するという事実を知ることになった。今いまや(消費者に)渡す時期になった」と語った。続けて、「(フォルダブルフォンは)開発プロセスが複雑だが、社ではほとんど結論を下した」とし、これまではうわさだけが闊歩していたフォルダブルフォン(別名「ギャラクシーF」)の発売がせまっていること明らかにした。 CNBCはこの日のコ・ドンヂン社長のインタビューを公開して、フォルダブルフォンが来る11月7日にサンフランシスコで開催されるサムスン開発者フォーラムで初公開されるだろうとしたが、サムスン側はこれを否定した。
  • 毎日経済_シリコンバレー=ソン・ヂェグォン特派員 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-09-04 17:30:18