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LG電子、電装事業を加速...LG副会長、ZKWを初訪問

    • 趙聖鎮(チョ・ソンヂン)LG電子副会長(左から3)は5日、オーストリアのビゼルブルク(Wieselburg)に所在するZKWの生産ラインを訪問し、生産設備を点検している。


    LG電子は、最近買収したオーストリアの自動車部品メーカーZKW社との相乗効果の創出のために公式な動きを開始した。

    LG電子は7日、趙聖鎮(チョ・ソンヂン)副会長などの役員らが5日(現地時間)、オーストリアのビゼルブルクに位置するZKW本社を訪問し、LG電子のビジョンを共有する機会を持ったと明らかにした。今回の行事にはチョ・ソンヂン副会長をはじめ、チョン・ドヒョン最高財務責任者(CFO)、イ・オヂョン電装(VC)事業本部社長など、LG電子の経営陣と現地従業員2000人あまりが参加した。チョ副会長のZKW訪問は買収後で初めてだ。

    チョ・ソンヂン副会長とLG電子の幹部はこの場で自律経営と持続的な投資を約束しており、LGの現DNAを土台に新たな歴史のマイルストーンを一緒に作ろうと励ました。チョ副会長は、「ZKWは偉大な旅の主軸になるだろう」とし、「ビゼルブルクはこの旅の中で最も重要な拠点だ」と強調した。

    この日、ZKWはLG電子とともに新たな出発を意味するという次元で、LGグループの象徴である赤い色の新しいロゴも発表した。ZKWのオリバー・シューベルト最高経営責任者(CEO)は「LGと一緒に公正と信頼を土台に、世界の市場で新たな成功の歴史を書くつもり」だと述べた。

    今年で創立80周年を迎えたZKWは、高輝度発光ダイオード(LED)昼間走行ランプやレーザーヘッドランプなど、次世代の光源を搭載した高級ヘッドランプを世界で初めて量産するほど高い技術力を保有している。

    LG電子はインフォテインメント、電気自動車、先端運転支援システム(ADAS)などの既存の事業に加え、ZKWの買収を通じて電装部門を将来の核心事業として育てている。

    LG電子は最近、米国ミシガン州に電気自動車部品工場を設立し、現地の自動車メーカーに対する部品供給を準備している。メアリー・バーラGM会長は最近、世界的な人脈共有ソーシャルネットワークサービス(SNS)のリンクツインで「LG電子ミシガン工場を通じて、この秋からシボレーボルトEVのバッテリーパックを本格的に供給を受ける予定」だと明らかにした。

    LG電子は米国現地企業との戦略的関係を強固にして、自動車部品事業を積極的に拡大するために昨年、主要自動車メーカーが密集しているミシガン州に2500万ドルを投資して電気自動車の部品工場を設立すると明らかにし、これを推進してきた。

    LG電子と持株会社である(株)LGは今年の4月、ZKWの株式100%を11億ユーロ(約1兆4300億ウォン)で買収する契約を締結し、先月3日に買収手続きを完了した。 LG電子は世界の事業網と差別化した情報技術(IT)をもとに電装事業を強化して、次世代の融合・複合製品を開発するだろうとの戦略を明らかにした。

    LG電子はZKWが開発しているレーザースキャニングヘッドランプと高解像度マトリックスLEDヘッドランプなどの次世代の革新的製品に対する投資を強化して、将来の自動車部品市場を主導するという計画だ。
  • 毎日経済_チョン・ギョンウン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-09-07 17:38:21