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テグァン実業、ロボット自動化市場へ進出

  • 泰光(テグァン)は7日、グループの情報技術(IT)関連会社(株)ティーシスアイティー(代表チェ・チャンソン)が5日に国内のRPA(Robotic Process Automation/ロボットプロセスの自動化)市場で占有率1位を記録している(株)グリッドワン(代表キム・グェガン)と戦略的パートナーシップを締結し、ロボットRPA市場に本格的に進出すると発表した。

    RPAとは反復して遂行される単純な業務を、ソフトウェアロボットが自動化し処理にすることで業務の生産性と効率を向上させて、業務担当者が高付加価値業務に集中できるようにするソリューションをいう。

    今回のパートナーシップを通じて、ティーシスアイティー社はこれまで培ってきた業務プロセスとシステム開発のノウハウに、グリッドワン社の先進RPA技術を組み合わせという構想だ。これによって創出したシナジー効果を利用して、ビジネスコンサルティングからRPAの構築と維持・補修にいたるすべての段階でワンストップサービスを提供する予定だ。

    ティーシスアイティーのチェ・チャンソン代表は、「52時間勤務政策にしたがって業務効率性の向上はすべての企業にとって最大の話題となり、これを解決するためにRPA市場はさらに急速に普及し、より多くのビジネスチャンスが発生すると予想される」とし、「これからティーシスアイティーはRPAを基盤に、さまざまな人工知能ソリューション事業に拡大する一方で、企業の高付加価値を創出するために貢献したい」と述べた。

    ティーシスアイティーは泰光グループ系列社のシステム維持・補修・統合業務をはじめ、次世代大規模システムの構築経験を持つIT専門企業だ。泰光グループ内の第4次産業革命に対する備えと実行の中枢的役割を果たしている。グリッドワンは国内RPA市場で70%以上のシェアを持つ、国内最高水準の人工知能ソリューションの専門企業だ。

    グループ内のIT業務などを担当しているコンピュータプログラミング・システム統合(SI)管理会社であるティーシスアイティーは、系列会社にITサービスを提供しており、グループ内部の業務集中疑惑が提起された。

    これに対して泰光グループは、自主的に支配構造の改善作業を終えた。全体の系列会社を26社から22社に縮小して支配構造を簡素化し、イ・ホヂン前会長などが所有していた会社も合併や贈与方式などで処理した。系列会社であるティーシスアイティーと泰光観光開発の合併は8月に完了した。事業の内部集中規制を回避しながら支配構造を簡素化する、支配構造改善作業が最終段階に入ったという分析だ。
  • 毎日経済_ファン・スンミン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-09-07 17:28:06