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韓銀、今年の成長率を2.7%にまた下方修正

  • 韓国銀行は今年の経済成長率見通しを2.7%に、3カ月ぶりに再び下げた。基準金利も11ヶ月目で1.5%を維持し、引き上げ時期を後に遅らせた。韓国と米国間の金利格差による資本流出の危険はなく、景気低迷と家計負債の負担がさらに大きく作用したとみられる。

    李柱烈(イ・ヂュヨル)韓国銀行総裁は18日、ソウル市中区本館の金融通貨委員会の後に開かれた記者懇談会で、今年の実質国内総生産(GDP)成長率見通しを、以前よりも0.2%ポイント下げた2.7%に下方修正すると発表した。

    韓銀のGDP成長率見通しは3.0%(4月)→2.9%(7月)→2.7%(10月)で、半年のあいだに0.3%ポイント下落した。悪化の一途をたどっている雇用問題が韓銀の判断に大きな影響を及ぼしたものと分析される。去る7月、韓銀は前年比での今年の就業者数の増加規模を18万人と見通したが、今回はわずか9万人と予想した。今年の就業者数の増減の予測値は26万人(4月)→18万人(7月)→9万人(10月)で、事実上は垂直落下している。

    低迷する設備投資と建設投資も、経済成長見通しを低下させるところに一役買った。韓国銀行は情報技術(IT)と製造業が今年大幅に調整されて、自動車・鉄鋼などの非IT製造業さえ保護貿易主義のために打撃を受け、今年の設備投資は前年同期比で0.3%減少すると予想した。 3ヶ月前と比較しておよそ1.5%ポイント低くなり、マイナス転換した。建設投資は住宅と非住居用建物の両方ともに反騰の糸口を見つけれず、-0.5%から-2.3%に調整幅が拡大すると予想された。

    李総裁は景気低迷の拡大解釈を警戒した。李総裁は修正見通しを発表しながらも、「第2四半期の実績値などが反映されて多少下方修正されたが、潜在成長率(2.8?2.9%)のレベルでは大きく逸脱しないものと判断される」と語った。

    この日の金融通貨委員会は、基準金利を1.5%に維持することを決めた。昨年11月に基準金利を引き上げた後、今年に入って第七回目の凍結だ。
  • 毎日経済_イ・ユソプ記者/キム・ヨンヂュ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-10-18 19:54:45