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SK、米ジョージア州にバッテリー工場新設…1兆ウォン投入

  • SKイノベーションは1兆1396億ウォンを投資して、米国ジョージア州に大規模な電気自動車用バッテリーの生産工場(ギガバイトファクトリー)を造る。フォルクスワーゲンに供給するためだ。

    SKイノベーション(代表取締役キム・ジュン)は26日に理事会を開き、米国ジョージア州ジャクソン郡コマース市に年間9.8ギガワット時(GWh)規模の電気自動車用バッテリー工場を建設することにし、総1兆1396億ウォンの投資額を議決した。

    現地生産工場はコマース市一帯の、34万坪の敷地に建設される予定だ。来年初めに着工に入り、2022年から本格的に量産に突入する計画だ。

    近いうちに現地法人である「SK Battery America」(仮称)を設立し、今後は建設投資額と運転資本金などを年度ごとに分割出資することにした。

    これと関連して、世界最大の自動車企業フォルクスワーゲン社は14日、SKイノベーションを自社のヨーロッパおよび米国市場の電気自動車に搭載するバッテリーセルのサプライヤに選定している。フォルクスワーゲンは今年の初め、電気自動車市場に戦略的な「ロードマップE(Roadmap E)」を通じて、全80種の新しい電気自動車の発売計画を明らかにし、2025年までに年間300万台を販売すると公言した状態だ。

    このロードマップを満たすために、莫大な電気自動車用バッテリーが必要とされるだけに、バッテリーセルの専門メーカーと手を組んで、「テスラ・パナソニック」関係のように専用の合弁工場を稼動しなければならない状況だ。

    コマース新工場は現在、フォルクスワーゲン北米拠点の生産工場があるテネシー州チャタヌーガ市と240キロメートルと非常に近い。

    バッテリー業界はSKイノベーションのコマース市の生産工場が「テスラ・パナソニック」を結ぶ自動車メーカーと、バッテリーセルの専門企業間の第2のコラボレーションモデルとして浮上する可能性に注目している。
  • 毎日経済_イ・ヂェチョル記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-11-26 17:56:44