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SKイノベーション、米国にバッテリー工場建設


    SKイノベーションは4日(現地時間)に米ジョージア州ジャクソン郡コマースで、1兆9000億ウォンに達する電気自動車用バッテリーの生産基地に対する投資協約式を締結する。これは非精油事業ではSKイノベーションの最大の海外投資であり、世界の自動車メーカーの最大激戦地である米国市場に戦略的生産拠点を確保できることになる。

    3日、業界によると金俊(キム・ヂュン)SKイノベーション社長は4日、ジョージア州アトランタ州議会議事堂でネイサン・ディール知事と16億7000万ドル(約1兆9000億ウォン)に達する大規模な投資了解覚書(MOU)を締結する。

    先だってSKイノベーションは昨年11月に理事会を開き、コマースに年間9.8GWh(ギガワット時)規模の電気自動車用バッテリー工場を建設することにして、総1兆1400億ウォンの投資額を議決した。

    このバッテリーセル生産工場は、コマースの産業団地内112万3970平方メートル(約34万坪)の敷地に建てられる。今年の上半期に着工に入り、2022年から本格的に量産に突入する計画だ。SKイノベーションがジョージア工場に注ぎ込む投資額は総1兆9000億ウォン(16億7000万ドル)に達している。このうち第1段階事業に投入される1兆1400億ウォン(10億ドル)を、昨年末の理事会が先だって議決したわけだ。

    業界関係者は、「フォルクスワーゲンとともにダイムラーグループのメルセデス・ベンツに至るまで、将来の大規模な注文量を消化するためには北米に拠点生産設備が必須」だとした。

    これと関連してキム・ヂュン社長は2日、始業式で従業員に向かって「ひとたび飛び上がり始めた鳥はけっして翼をおろさずに進む。2019年はわが社の飛翔でSKイノベーションをさらにしっかりしたものにして、持続可能な会社にするだろう」とした。

    キム社長は4日のジョージア州の投資協約式を終えた後、すぐにラスベガスに移動して世界最大の情報通信技術(ICT)・家電博覧会である「CES 2019」でバッテリー顧客各社とのネットワークの強化に乗り出す。
  • 毎日経済_イ・ヂェチョル記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2019-01-03 17:41:40