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起亜自「テルライド」が「ワールドカーオブザイヤー」に選定


    • 起亜「テルライド」 写真提供=起亜自動車


    起亜自動車の「Telluride(テルライド)」が韓国ブランド初で「ワールドカーアワード」に選ばれた。

    起亜自動車は9日、去る8日(現地時間)に発表された「2020ワールドカーアワード(WCA)」で、北米向けスポーツ用多目的車(SUV)「テルライド」が「2020世界の今年の自動車(WCOTY)」に選ばれたと発表した。起亜自動車の「ソウル電気自動車(EV)」も「2020世界の都心型自動車」に選ばれたことで、起亜自動車は2020のWCAで2冠に輝いた。韓国車ブランドが世界の自動車市場を代表するWCAで受賞の栄誉を抱いたのは今回が初めてだ。

    WCAは「北米カーオブザイヤー」「欧州カーオブザイヤー」とともに、世界の3大自動車アワードにあげられる。韓国と米国・中国・インドなど、世界24カ国の自動車専門記者86人で構成された審査委員団が秘密投票で受賞を選定する。 WCAは毎年ニューヨークオートショーで最終受賞車を発表してきたが、今年は「コロナ19」の余波で別々に授賞式を開いた。

    テルライドは起亜自動車の北米戦略型SUVモデルで、優れたデザインと広い室内空間、高い実用性、強力な走行性能などで好評を得ている。昨年2月に出荷されて以来、今年3月までに累積で7万5430台が販売され、優れた商品性を認められて70以上の自動車分野の授賞式で受賞作に選ばれた。特に2020北米カーオブザイヤー、世界最高の自動車専門誌モータートレンドの2020北米カーオブザイヤーなどの権威ある賞を相次いで獲得した。

    一方で起亜自動車はこの日、新仕様を基本に適用して顧客選択の幅をさらに広げた「THE K9」2021年型を出荷すると発表した。起亜自動車はTHE K9 2021年型の内装のラインナップに明るい茶色のサドルブラウン色を新たに採用し、また室内アンビエントライトの適用範囲をひろげた。
  • 毎日経済_パク・ユング記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-04-10 01:29:44