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サムスン電子対LG電子…新作5Gフォンで激突
野心作を同時に出荷
- サムスン電子とLG電子はともに、野心満々で準備した5Gスマートフォンの新製品を今月と来月に出荷する
「ギャラクシーS20」シリーズで好守しているサムスン電子は、「ギャラクシーA」シリーズで中低価格の5Gスマートフォン市場を攻略し、「LG V60 ThinQ（シンキュ）」でグローバル市場を開拓しているLG電子は、従来のGシリーズをリニューアルした戦略フォンを出す。サムスンAシリーズが50万～60万ウォン台で、LGの戦略フォンも80万～90万ウォン台で発売される見込みで、国内5G市場における消費者の選択の幅も広くなった。
サムスン電子は9日、5Gスマートフォン「ギャラクシーA71 5G」と「ギャラクシーA51 5G」を公開した。戦略フォン「ギャラクシーS20シリーズ」のように「4つの目（クワッドカメラ） 」を搭載した。両モデルともに、背面に長方形のカメラモジュールにカメラのレンズ4本をとり付けた。ギャラクシーA71 5Gは6400万画素、ギャラクシーA51 5Gは4800万画素のメインカメラを搭載した。両モデルは、△1200万画素超広角、△500万画素のマクロ、△500万画素の深度カメラを備えている。フロントカメラは3200万画素だ。出荷価格は未定だが、業界では50万～60万ウォン台になると予想している。米国ではA71 5Gは599.99ドルで、A51 5Gは499.99ドルで販売される予定だ。ギャラクシーS20（125万ウォン）とギャラクシーS20プラス（135万ウォン）に比べると「半額」レベルだ。
これら両製品は前面のディスプレイは中央ホールを除いて、全体を画面で覆う。画面サイズはA71 5Gが6.7インチで、A51 5Gは6.5インチだ。ブレを補正する「ステディビデオ」機能が追加されたし、4K動画撮影機能によって高品質のビデオを撮影することができる。容量はそれぞれ6GBと8GBのRAMに、128GBのメモリが提供される。
特にA71 5GはギャラクシーAシリーズとしては「ハイエンド」モデルに近いという評価が出ている。色はA71 5Gは、△プリズムキューブブラック、△プリズムキューブシルバー、△プリズムキューブブルーで、A51 5Gは、△プリズムキューブブラック、△プリズムキューブホワイト、△プリズムキューブピンクで出荷される。ギャラクシーA71 5Gは今月中旬に中国をはじめとして、韓国・米国・欧州・中東・東南アジアなどで順次発売される予定だ。ギャラクシーA51 5Gは来月に出荷する計画だ。
LG電子も9日、来月から国内市場に投入する戦略スマートフォンのデザインのレンダリング（rendering）を公開した。レンダリングとはまだ製品化されず、計画段階にある製品を実物そっくりに描いた予想図をいう。価格帯は80万～90万ウォン台に策定されることが伝えられた。
この製品はLG電子のマスプレミアムラインである「Gシリーズ」を代替する最初の作品だ。新しいブランドはまだ公開されていないが、厳しい国内消費者の目線に合わせて洗練されたデザインと、プレミアムフォンに劣らない高スペックを備えたラインとして企画されたと同社は明らかにした。
LG電子の新しい戦略フォンは長方形と正方形のカメラモジュールを装着した競合他社とは異なり、3つのカメラを「水玉模様」に配置した。背面のカメラ3個とフラッシュは、まるで水滴が落ちるよう縦方向に配列されている。上部のメインカメラは少し突出しいる高性能カメラと推定され、残りの2つはガラスの内側に配置されて、フラッシュと一緒にシンプルにデザインされた。
ディスプレイのエッジが丸くカーブしていることも目立つ。下部から見ると、横に長い楕円形だ。 LG電子の関係者は、「フロントディスプレイの左右の端を緩やかにカーブさせた、3Dアークデザインを最初に適用した」とし、「楕円形であることで手と密着する接触面が広くなり、手になじむように手触りを生かした」と説明した。チャ・ヨンドクLG電子MCデザイン研究所長は、「一目見てもさっぱりして、手に触れた瞬間になめらかなデザインの魅力に陥るように、洗練された感じを追求した」とし、「今後に発売される製品ごとにデザインに確かなテーマを付与し、差別化ポイントを強調するつもり」だと語った。 - 毎日経済＿シン・チャノク記者／イム・ヨンシン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-04-09 17:46:23
