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頭脳を交換したサムスン「ギャラクシーZフリップ5G」

クアルコム「スナップドラゴン865」搭載 

    • ギャラクシーZフリップ5Gのイメージ。 [写真提供=サムスン電子]



    サムスン電子は来る来月5日の「ギャラクシーアンパック(新製品公開行事)」を控え、「Galaxy Z Flip 5G(ギャラクシーZフリップ5G)」モデルを先行公開した。 23日のグローバルニュースルームと、米・英などの個別国のニュースルームを通じてだ。「コロナ19」でオフラインアンパックと対面マーケティングが難しくなった状況で、下半期の戦略新製品のマーケティングに速度を出す格好だ。

    この日に公開されたニュースルーム資料を総合すると、ギャラクシーZフリップ5Gモデルは「ミスティックブロンズ」「ミスティックグレー」の2色で発売される。ミスティックブロンズは8月5日のアンパックで公開される「Galaxy Note20(ギャラクシーノート20)」と「Galaxy Fold 2(ギャラクシーフォールド2)」に至るまでの「シグネチャカラー」だ。

    「ギャラクシーZフリップ5G」モデルにはギャラクシー製品群の中で初めて、米クアルコム社の最新の「Snapdragon 865(スナップドラゴン865)+チップセット」が搭載される。クアルコムのプレミアムラインナップであるスナップドラゴン865の後継モデルで、最大3.1GHzのクロック速度を達成し、クアルコム「Adreno(アドレノ)650 GPU」ベースでグラフィックスの処理速度が10%さらに速い、ゲームに特化されたチップセットだ。その他の一般的なスペックは、今年初めに公開されたギャラクシーZフリップのLTEバージョンと同じだ。広げたときは6.7インチサイズであり、背面には1200万画素の超広角・広角デュアルカメラ、前面には1000万画素のカメラを搭載する。バッテリー容量は3300Ahだ。


    サムスン電子はギャラクシーZフリップ5Gモデルを8月7日に、米国・中国と英国・ドイツなどの欧州諸国で出荷する予定だ。米国では昨年にギャラクシーフォールドをLTEバージョンで発売したことから、米国では初めて発売される5Gフォルダブルフォンという意味がある。米国で発売されているギャラクシーZフリップ5Gモデルの価格は、LTEバージョンよりも70ドル上がった1450ドル(約174万ウォン)に策定された。

    韓国ではギャラクシーZフリップ5Gモデルは9月頃に発売される予定だ。 5Gを搭載したアップル製iPhone(2020年)のラインナップは、コロナ19によって10月末に発売が遅れることがありうるという話が出てくる中で、Appleよりも先にギャラクシーノート20(8月)およびギャラクシーZフリップ5GモデルとギャラクシーZフォールド2(9月に)をリリースして、5G市場の主導権を握るという布石とみられる。

    サムスン電子はギャラクシーZフリップ5Gに続き、来月のアンパックで「ギャラクシーノート20」「ギャラクシーZフォールド2」「Galaxy Watch 3(ギャラクシーウォッチ3)」「Galaxy Buds Live(ギャラクシーバズライブ)」「Galaxy Tab S7(ギャラクシータブS7)」など5つの新製品を紹介する予定だ。ギャラクシーフォールド2の製品名称は「ギャラクシーZフォールド2」と明記されたイメージが流出している。

    ギャラクシーノート20もイメージとスペックが外国の情報技術(IT)専門Twitterを通じて流出し、期待感を集めている。コロナ19で萎縮した消費心理に対応して、サムスン電子の5Gフラッグシップスマートフォンの中では最も低いレベルに価格が策定されるものと思われる。移動通信業界によると、サムスン電子と移動通信3社はアンパック後の8月21日に発売されるギャラクシーノート20の一般モデルの国内価格を119万9000ウォンに、ウルトラモデルの価格を145万2000ウォンで定めたことが伝えられた。ギャラクシーノート20は8月7~13日に予約を受け付けて、14日から事前開通を、そして来る21日に正式発表される予定だ。

    昨年に発売された「ギャラクシーノート10」は一般モデルが124万8500ウォンで、プラスモデルが139万7000ウォンだった。今年の上半期に出荷されたギャラクシーS20は124万8500ウォンで、プラスは135万3000ウォンだった。


    • 7月23日にソウルのCOEXビルで始まった「ギャラクシーアンパック2020ティーザーキャンペーン」のようす。 [写真提供=サムスン電子]


    ギャラクシーノート20のメインカラーも「ミスティックブロンズ」と命名された銅色だ。 6.7インチの一般モデルはカッパー、ミント、グレーの3色で発売される。 6.9インチのウルトラモデルはコッパー、ホワイト、ブラックの3色で発売されて、追加で移動通信社ごとに「SKテレコムブルー」「KTレッド」「LGユープラスピンク」の各色が発売される。

    Sペンの遅延速度は9msになり、「ポインタ」機能が追加されるだろうという見通しが出ている。ウルトラモデルのカメラにはギャラクシーS20ウルトラモデルでサポートしていた「100倍ズーム」機能の代わりに50倍ズームが搭載される。 ToF(飛行距離測定)センサーは搭載されず、1億800万画素のカメラはそのまま維持される。

    サムスン電子は今回のアンパックで、マイクロソフト社の「Xbox(Xボックス)」とコラボレーションした新しいゲーム体験を提示する予定だ。コラボレーションは去る21日、サムスン電子無線事業部のノ・テムン部長(社長)の寄稿文などを通じて予告された。独winfuture(ウィンフューチャー)などの外信は、ギャラクシーノート20でスマートフォン初のXboxゲームのパスを支援するだろうと展望した。クラウドに接続して、90種以上のゲームを楽しむことができるサービスだ。
  • 毎日経済_イ・スンユン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-07-23 19:33:46