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大韓電線、英で925億の電力網プロジェクトを受注

「ロンドンパワートンネル第2段階」プロジェクト 

  • 大韓電線(Taihan Electric Wire)はヨーロッパ進出3年めで900億ウォン規模の大型プロジェクトの受注に成功した。

    大韓電線は24日、英国の国営電力会社である「ナショナルグリッド」と「ロンドンパワートンネル2段階(LPT2)」プロジェクトの電力網の供給契約を締結したと発表した。契約金額が約925億ウォンに達する大規模なプロジェクトで、国内電線企業が英国で受注した電力網プロジェクトの中では歴代最大の規模だ。

    LPT2プロジェクトは、ロンドン全域の電力供給を安定化させるためにナショナルグリッドがここ数年のあいだ推進してきた事業だ。

    ロンドン南西部のウィンブルドンから南東ク部のレイフォードまで、都心を横切る約32.5キロメートルの長さの大規模な地下トンネルを建設し、400キロボルトの電力網を設置する工事だ。投入されるケーブルの長さは200キロメートルを超える。大韓電線は400キロボルトケーブルと接続材などの関連資材一切を供給し、トンネル内外のケーブルシステムの設計やエンジニアリングなどを一括で担当する。

    今回のプロジェクトはロンドンの電力インフラを再構築する事業であるだけに、入札から業者に対する厳しい評価と選定作業が1年以上も行われた。大韓電線は製品設計とエンジニアリング、施工・プロジェクト管理能力などの全領域に対して総合的で綿密な評価が行われたし、欧州有数の電線企業との競争で適格者に選ばれたわけだと説明した。

    大韓電線のナ・ヒョンギュン社長は、「ロンドンの大々的で長期的なインフラ改善事業に大韓電線が大きな役割を果たすことになって嬉しい」とし、「エネルギー産業をリードする英国で、厳しい検証を経て重要なプロジェクトを受注したことは、ヨーロッパの全市場での競争力と位相を証明したことと同じだ」と強調した。同氏はまた、「ヨーロッパは老朽化したケーブルの交換需要が多く、再生可能エネルギーの拡大政策による新規電力網供給の機会が開かれており、今後も継続した受注拡大が期待される」と付け加えた。
  • 毎日経済_ウォン・ホソプ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-07-24 17:28:46