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SK、仏バイオ企業イポスケシ社の買収を推進

  • SK(株)は医薬品受託製造(CMO)事業を拡大するために、仏のバイオ企業の買収に乗り出す。 16日の業界によると、SK(株)の子会社でCMO統合法人であるSKファームテコ(SK pharmteco)は、フランスのバイオ専門CMO企業イポスケシ(Yposkesi)社を買収するための交渉を進めている。 SK(株)の関係者は、「詳細に議論する事案が残っているが、来年1月末~2月には買収が終わって結果が出るだろう」と語った。まだ買収する株式の規模や取引額などは未定だ。

    イポスケシは細胞・遺伝子治療剤を専門に受託生産する企業で、SK(株)がバイオ医薬品分野でCMO企業を買収するのは今回が初めてだ。 SK(株)は先だって2017年と2018年に世界的な製薬会社ブリストル・マイヤーズスクイブ(BMS)のアイランドのCMO施設と、米国の合成医薬品CMO企業であるエムパック(AMPAC)を買収している。買収したアイルランドと米国のCMOの場合は合成医薬品を生産するためのもので、仏でのCMO買収が実現すればSK初のバイオ医薬品CMOになる。

    SKのイポスケシの買収と関連し、バイオ業界は世界的にバイオ医薬品の需要が増え、SK(株)がサムスンバイオロジクス(Samsung BioLogics)やセルトリオン(Celltrion)のように、抗体医薬品などの高付加価値バイオ医薬品の生産を本格化するための事前作業として見ている。

    2016年に設立されたイポスケシは、細胞内に治療物質を注入して遺伝的欠陥を矯正したり予防する細胞・遺伝子治療剤を主に生産する企業として高い技術力を備えたと評価されている。最近、SK(株)は国内外のCMO事業を通じて2025年までに企業価値の10兆ウォン台の、グローバルなCMO企業に跳躍するという目標を明らかにした。
  • 毎日経済_キム・ビョンホ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-12-16 17:48:13