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「亀尾3歳女児死亡事件」女児を育てた父「私の実の娘はどこに」苦悩

    • 写真:SBS放送画面キャプチャー

    ボラムちゃんを実子と思い育てて来たAさんが「私の本当の娘はどこにいるのか」と疑問を呈した。

    去る19日に韓国で放送されたSBSの情報・ドキュメンタリー番組『気になる話Y』は「亀尾(クミ)3歳女児死亡事件」にスポットライトを当てた。

    「亀尾3歳女児死亡事件」は先月10日、慶尚北道亀尾市(クミし)の集合住宅で3歳の女の子ボラムちゃんが遺体で発見された事件だ。第一発見者は女児の母方の祖母Aで、遺体を発見して通報した。警察はAの娘B(22)を殺人と児童福祉法違反(児童放任)などの疑いで逮捕した。しかし、DNA鑑定の結果、死亡した女児の実母は22歳の娘Bではなく、第一発見者である女児の祖母Aであることが明らかになった。

    この日、取材陣はボラムちゃんを実の娘と思い育てていたBの元夫Cさんに会った。 Cさんは「生まれたときにすぐに撮影したものだ」と病院で出産した後に撮影した子供の写真を公開した。この日、Bが出産した産婦人科にはCさんも一緒にいた。

    Cさんは子供が生まれた後、間もなく離婚した。 Cさんは「元妻Bの外泊が増えた。最初はホテルの領収書を発見して、次には靴箱から妊娠検査薬が本当にたくさん出てきた」と元妻の浮気のせいで離婚したと説明した。続いて「(元妻は)ボラムに高価な服を着せて自分が使うお金もボラムに使った。いつも娘のことしか考えなかった」とし「誰がそんなことを考えるだろうか」と付け加えた。

    しかし、ボラムちゃんが先月2月に空き家でミイラ化した状態で発見され、事件の捜査が進むにつれ、ボラムちゃんの実母がAさんであることまで明らかになった。Cさんの立場からすると、生まれた後胸に抱いた娘がある瞬間いなくなり、実の娘だと思っていた子供は義母の子供だったという信じがたい現実に遭遇したのだ。Cさんは「私の本当の子供はどこに行ったのか」と悩み苦しんでいる心境を明かした。

    また、「(病院で)子供のリストバンドが切れていたそうだ」としながら「出産後、産後調理院に行かず義母宅に行った。退院してすぐに育児を義母に学んだり、休息もとるために行った。私も(義母宅に)行ったり来たりした」と赤ちゃんが入れ替わった可能性について話した。
  • 毎日経済スタートゥデイ キム・ソヨン記者 | 入力 2021-03-23 20:41:08