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元iKON B.Iの父親が涙の訴え「すべて私の過ち、愚かな息子に機会を与えて」

    • ユ・ヨンソク記者

    グループiKONの元メンバーB.I(本名キム・ハンビン、25)が麻薬を購入して投薬した疑いで懲役3年を求刑された中で、B.Iの父親が法廷に出廷して、息子の善処を涙で訴えた。

    27日、ソウル中央地方法院(地裁)刑事合意25-3部審理では麻薬類管理に関する法律違反などの容疑で起訴されたB.Iの公判が開かれた。検察は「被告人に懲役3年と追徴金150万ウォンを命令してほしい」と求刑し、「被告人が大衆の愛を受ける芸能人として、この事件の犯行後も約3年にわたり芸能活動を行って莫大な利益を得た」と指摘した。宣告公判は9月10日に行われる。

    B.Iは2016年4月と5月に歌手志望のハン・ソヒを通じて大麻とLSDを購入し、一部を投薬した疑いを受けている。この日、B.Iの弁護人は「吸引、買収など検察の公訴事実をすべて認めて深く反省する」と述べた。

    B.Iは最終陳述で「私はこれまで愚かな過ちを犯した。幼く考えが甘かったという言い訳をするにはあまりにも多くのものを失った。母と父と妹にも申し訳なく、しばらくのあいだ生きていたくないと思っていたが、周りを振り返って見るようになった」と震える声で言った。

    B.Iは「再びこのような愚かな失敗はしない」とし「今でも反省しており、今後も反省する。二度と現れない大切な人たちが私を守ってくれ、私も守ってあげたい人ができた。また機会を与えてほしい」と訴えた。

    続いて弁護人が傍聴席に座っていたB.Iの父親に嘆願させてほしいと要請し、受け入れられた。B.Iの父親は「申し訳ない。子供たちの教育をしっかりと行えなかった私の過ちだ」と震える声で切り出した後、「良くできた息子だいう言葉に自慢して威張っていた。(息子の)何が苦しいのか考えもしなかった」とし「自慢ばかりしていた私が憎い」と自責した。

    • ユ・ヨンソク記者

    B.Iの父親は「16歳の娘がある日学校から泣きながら帰ってきた。「兄が麻薬をした」と友人からからかわれたという」と親としての苦しい内心を打ち明け「私も未熟だが子供たちを守ろうと改めて決意した。もう一度よく生きてみようと思う」と語った。

    彼は続いて「お願いする。愚かな息子、愚かな私たちの家族にもう一度だけ機会を与えてほしい」とし「善処をお願いする」と涙をぬぐった。

    父の発言のあいだうつむいていたB.Iは涙をぬぐう父親の姿をじっと見つめ、再びうつむいた。

    B.Iの麻薬疑惑は2019年、ハン・ソヒの公益情報提供を通じてYGエンターテイメント代表プロデューサーのヤン・ヒョンソクによる警察の捜査もみ消し疑惑が水面上に浮上してから一歩遅れて知られた。

    波紋が広がるとB.Iは容疑を認めてチームを脱退した。

    iKON脱退後、しばらく姿を見せていなかったが、昨年10月にIOKカンパニーの最年少社内理事に選任されたB.Iは、ボランティア活動や寄付活動に乗り出すなど自粛期間を過ごしていた。しかし、麻薬容疑についての法の裁きがある前である6月にソロアルバムを発表して歌手活動を再開して物議になった。

    一方、ヤン・ヒョンソクはB.Iの麻薬投薬と関連してハン・ソヒに警察での陳述を変えるように脅迫した疑いで、現在裁判を受けている。
  • パク・セヨン スタートゥデイ記者 | 入力 2021-08-27 12:02:28