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人気歌手ヨンタクの事務所代表が送検 業者に音楽ランキングの不正操作を依頼

    • Milagroエンターテイメント

    トロット歌手のヨンタク(本名:パク・ヨンタク)の所属事務所代表が音源買い占め(チャートの不正操作)容疑で検察に送検された。

    SBS芸能ニュースによると、ソウル警察庁は先月1日、ヨンタクの「君がなぜそこから出てくる」の音源買い占め(音楽産業振興に関する法律違反)容疑でヨンタクの所属事務所Milagroエンターテイメントの代表Aを起訴意見で送検した。

    代表Aは2018年1月に発売されたヨンタクの楽曲の順位を上昇させて収益を得るために、ストリーミング数の不正操作が可能なマーケティング業者だと紹介された業者代表Bに3000万ウォンを渡してチャートの不正操作を依頼した疑いが持たれている。

    ヨンタクをめぐるチャート不正操作疑惑は昨年2月、オンライン上のコミュニティを通じて初めて浮き彫りになった。

    TV CHOSUN『ミスタートロット』に出演中の某歌手が2018年10月ごろ8000万ウォンを支払って音源チャートを不正操作する業者に依頼して大量購入を試みたなどの違法なマーケティングと関連した噂が広まったが、音源発売時点などを基にネットユーザーたちはヨンタクなのではと名指しで疑惑を提起してきた。 その後、ヨンタクの所属会社からマーケティングの依頼を受けたという業者代表がマーケティングの代価としてお金を受け取った事実を打ち明けた内容がマスコミを通じて公開され、波紋が広がった。

    当時、ヨンタクの所属事務所が「事実無根だ」として強硬対応の立場を明らかにしたことと明確な証拠がなかったことから、そのままうやむやになるように見えたが、警察が捜査中にヨンタクの楽曲のチャート不正操作を依頼する内容が録音されたファイルなどを確保し、本格的な捜査が行われた。この過程で業者代表Bは容疑をすべて認めたという。

    警察は代表Aをはじめとしてマーケティング業者C、ヨンタクのマネジメント権限を委任された芸能界の関係者Dも起訴意見で検察に引き渡した。

    代表Aの送検と関連して、ヨンタクの所属事務所側は現在、連絡のとれない状態だ。

    一方、「音源買い占め」とは楽曲の制作者または関連者が著作権料の収入などを得る目的で、音源を大量に購入する方式により音楽チャートの順位を人為的に操作する行為を意味する。法律に違反した場合は2年以下の懲役または2000万ウォン以下の罰金に処することになる。
  • パク・セヨン スタートゥデイ記者 | 入力 2021-11-04 14:01:54