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コメディアンのキム・チョルミンさん、享年54歳で亡くなる 末期がん診断から2年

    • キム・チョルミンさんのSNS

    コメディアンのキム・チョルミンさんが肺がんで闘病した末にこの世を去った。享年54歳。

    キム・チョルミンさんは16日午後、原子力病院ホスピス病棟で息を引き取った。2年前に肺がん末期の判定を受けて闘病を始めた。

    最近、SNSに「おかげで幸せでした。ありがとうございます。愛してます」という最後の挨拶のようなコメントを公開し、プロフィール写真を白黒に変えていた。

    キム・チョルミンさんは2019年8月に肺がん末期の診断を受けた。切実な気持ちから犬の駆虫薬であるフェンベンダゾールを服用、状態が悪化して中断したりもした。

    去る8月、キム・チョルミンは「肺がんステージ4の闘病生活から2年と少しが過ぎた。これまで12回の抗がん、5回の頸椎入れ替え手術、70回の放射線治療、10回のサイバーナイフ治療。現在、24時間鎮痛剤。2時間ごとに鎮痛剤注射を受けている。全身にがん細胞が広がっている状態」と明らかにしていた。

    歌手で兄のキム・ガプスンさんも肝臓がんでこの世を去り、両親もがんで亡くなった事実が知られてさらに大衆を切なくさせている。

    1967年生まれのキム・チョルミンさんは1994年に韓国の地上波放送局MBC所属のコメディアンとしてデビューした。

    2007年、MBC『ギャグヤ』のコーナー「ノーブルXマン」に出演し、2009年には映画『清潭菩薩』で中華料理屋の飲食店員として出演した。劇場で公演をしながら歌手活動も行った。

    出棺は18日午前10時に行われる。
  • ソン・ジョンウン スタートゥデイ記者 | 入力 2021-12-16 18:28:57