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「スイッチ」制作陣「1人2役チャン・グンソク、数倍の努力中」

    『スイッチ-世界を変えろ』チャン・グンソクが演じるサ・ドチャンとペク・ジュンスが遂に対面し、本物と偽物の奇想天外なコラボが開始された。

    5日に放送されたSBS水木ドラマ『スイッチ-世界を変えろ』(以下、『スイッチ』)放送分では「天才詐欺師」サ・ドチャンと「原則検事」ペク・ジュンスが同じ場所に位置する、前代未聞の歴代級反転場面が描かれ話題を集めた。物や人間を変える詐欺用語を意味するタイトル「スイッチ」にぴったり、そっくりな二人の出会いが興味を高めた。

    しかしサ・ドチャンとペク・ジュンスは外見だけが同じだけ、180度まったく違う対照的な性格を見せて葛藤の兆しを見せた。検事たちの食事会にて正体が発覚しそうになったサ・ドチャンはペク・ジュンスにより危機を免れた後、「結局俺とペク検事、互いが互いを助けたんだな。皮肉なことに」と安堵のため息をついた。しかし生真面目な性格のペク・ジュンスがサ・ドチャンとオ・ハラ(ハン・イェリ扮)に向かい「公務員資格詐称罪」を云々し自分もまた共犯だと言及してサ・ドチャンの怒りを上昇させた。

    しかし結局サ・ドチャンとペク・ジュンスは麻薬密輸の本体であり「悪の根源」であるヒグマを捕まえるという共通の目的のもとで同じ立場に立った。ペク・ジュンスはサ・ドチャンにまずはそいつを捕まえることが正しいと、自身の役割をしてくれる人物はサ・ドチャンだけだと丁寧に願い、これにサ・ドチャンは仕方なく承諾するふりをして提案を受け入れ二人の完璧な組み合わせが成就した。

    これと関連しサ・ドチャンとペク・ジュンスは性格的な部分にてはっきりとした差があるが、まるで「パラレルライフ」のように妙に似た部分で注目を集めている。まずサ・ドチャンとペク・ジュンスがどちらも「ヒグマ」にまつわる悪縁があるという共通点を持っている。サ・ドチャンは幼い頃にヒグマという人物により父親が首をつる場面を目撃した後に復讐を決意、20年間ヒグマを追いかけて来た。ペク・ジュンスは麻薬密輸事件を捜査する中でヒグマの介入状況を暴こうとして交通事故により命の危険に晒された。

    またとぼけたサ・ドチャンと冷静で真面目なペク・ジュンスが見た目はまったく違う性格だが実は温かな心と人情を持っている点も二人を結ぶ要素だ。サ・ドチャンは麻薬を運搬し流産した妊婦の息子と約束を守るために自らが囮となり、拉致される危機に陥ったりもした。常に冷徹な姿だけを見せていたペク・ジュンスもまたオ・ハラを検事にしただけに、熱い激励を惜しまない頼もしい面を持っている。このように克明な差と微妙に似ている点を持つサ・ドチャンとペク・ジュンスが力を合わせ、幻想的なコラボを予告したことで果たして二人が「悪の根源」ヒグマを捕まえることができるのか注目が集まる。

    『スイッチ』制作陣は「サ・ドチャンとペク・ジュンス、1人2役が視聴者から熱い呼応を得ることができる理由は他でもなくチャン・グンソクの渾身の熱演によるものだ。二つの役割を行き来し、数倍の努力を注ぐチャン・グンソクを応援している」とし「本格的にサ・ドチャンとペク・ジュンスが出会ったことで和解と葛藤、危機など興味深いストーリー展開が続いていく。まったく違う二人のドキドキのスイッチを今後も期待して欲しい」と伝えた。
  • O2CNI / 写真=C-JeSプロダクション | 入力 2018-04-08 08:55:00