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「こっちに来て抱いて」3・4話 チャン・ギヨンがサイコパスの父からチン・ギジュを守る

「こっちに来て抱いて」3・4話 

  • ▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。

    『こっちに来て抱いて』でチャン・ギヨンが連続殺人犯で自分の父のホ・ジュノからチン・ギジュを守るという固い決意をし警察大学の学生になった。彼は大人になっても中学時代に一目で心を奪われた初恋の少女を忘れられず切ない感情を表わして来週の放送を期待させた。

    特に、ついにサイコパスの連続殺人犯の本性を現したホ・ジュノの極悪非道な犯罪シーンとナム・ダルムとリュ・ハンビの大人の演技者にも劣らない感情表現は「ロマンスリラー」というジャンルが何なのかをしっかり見せつけ、名作ドラマの誕生を知らせた。何よりも視聴者の間で口コミが広がり始め、4話の視聴率は5.1%を記録、視聴率上昇の勢いに乗って注目を集めた。
    17日、MBC水木ドラマ『こっちに来て抱いて』(脚本イ・アラム、演出チェ・ジュンベ、制作イマジンアジア、カンパニーチン)3~4話ではチェ・ドジン(チャン・ギヨン)とハン・ジェイ(チン・ギジュ)が子供の頃、お互いに一目で恋に落ちて、純粋な気持ちを交わす姿が描かれた。

    『こっちに来て抱いて』は希代のサイコパスを父に持つ警察とトップスターになった被害者の娘、お互いの初恋の2人の男女が世界の烙印を避け生きてきた中で再会し、お互いの痛みと傷を癒していくロマンスだ。

    キル・ナクウォン(リュ・ハンビ)は、いなくなったペットのラッキーを見つけにユン・ヒジェ(ホ・ジュノ)の家の地下倉庫に入り、突然登場したユン・ヒジェにより恐怖に震えた。その瞬間、ユン・ナム(ナム・ダルム)が「私の友だちです、お父さん」とキル・ナクウォンの前に立ち、キル・ナクウォンの手を握ってヒジェから逃れた。

    ユン・ナムはキル・ナクウォンにさっき起こったすべてのことを忘れろと言ったが、キル・ナクウォンの心はすでにユン・ナムに奪われた後だった。キル・ナクウォンは「私はあなたが好きなの」と告白し、ユン・ナムも初めて心地よい感情を感じてキル・ナクウォンに惹かれた。特に、激しく降る雨が柔らかな雨に変わり2人の少年少女が心を確認するこのシーンはチェ・ジュンベ監督の感性的な演出が加わり、視聴者の心を掴んだ。

    キル・ナクウォンが好きなユン・ナムを見てユン・ヒジェは息子が軟弱になったと思った。ユン・ヒジェは想像以上に残酷な本性を持っていた。彼は1人でバスを待っている女性を無慈悲に拉致し、自分の農場に連れて行って殺害した。これを彼の妻チェ・オクヒ(ソ・ジョンヨン)が見ていて、存在を気付かれないよう彼女の差し迫った姿を見て視聴者たちも手に汗を握った。

    このようなユン・ヒジェから間違った教えを受けて育ったユン・ナムは子供の頃から「人間も結局は獣にすぎない」という言葉を聞いた。ユン・ヒジェはユン・ナムが強く育つことを望み、ユン・ナムはハンマーを握らせる父と純粋なキル・ナクウォンの間で混乱した。

    最終的にユン・ナムが選んだのはキル・ナクウォンだった。暖かい日差しに顔をしかめて眠るキル・ナクウォンのために手で陰を作ってあげたユン・ナムは「私は私が初めて守ってあげたい人に会って、ついに気づきました」という言葉と一緒に警察大学の学生に素敵に成長した。続けて「そして私はその時、決心しました。必ず強くなると」と強い意志を表わした彼の胸元には「ユン・ナム」ではなく「チェ・ドジン」という名前があり視聴者を注目させた。

    そしてチェ・ドジンはずっと初恋の少女のキル・ナクウォンを忘れられず、自動販売機の広告のモデルになるほど美しく育ったのキル・ナクウォンの姿を見て「必ず強くなって、父が言っていた私を軟弱にして苦しめる全てのものを必ず守り抜く。私の美しいナクウォンを…」と言って視聴者たちの心をときめかせた。

    来週、警察大学の学生と女優に成長したチェ・ドジンとハン・ジェイの姿が本格的に描かれることが予告されて期待感が増す中で、この日の放送は、ときめきを刺激する感性的な演出と一瞬も目を離すことができないストーリー、そして視聴者をさらにドラマに集中させる適切な音楽が完璧な三拍子を成し遂げた。

    それだけでなく、サイコパスの連続殺人犯のユン・ヒジェ役のホ・ジュノは極悪非道な犯罪シーンをよどみなく演じてドキドキさせ、60分をしっかり満たす存在感を発揮した。

    また、ナム・ダルムとリュ・ハンビがいきいきして爽やかなビジュアルで視線を奪うと同時に、大人の演技者に劣らない繊細な感情表現で視聴者たちの心も奪った。

    18日、視聴率調査会社ニールセンコリアによると、前日放送された『こっちに来て抱いて』は、ニールセン首都圏基準で3話が4.4%、4話が5.1%を記録し、視聴率上昇の勢いに乗った。

    放送後、視聴者たちは「ホ・ジュノの演技は鳥肌!子役はなんでこんなに演技が上手なんだろう?」、「男女主人公が最高!」、「演出、台本、俳優、気に入らない部分がない!最高だ!」、「ロマンスとスリラーをバランス良く演出している!」、「シーンがとても美しい。1時間がすぐに過ぎていくようだ!」、「来週、大人のユン・ナム、キル・ナクウォンに期待だ」などの熱い反応を見せた。

    一方、『こっちに来て抱いて』は、毎週水曜日と木曜日、韓国時間の夜10時に放送される。
  • 毎日経済 スタートゥディ シン・ヨンウン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-05-18 08:00:14