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「私のIDは江南美人」1話 整形美人イム・スヒャンと外見に興味のないチャ・ウヌ…2.9%でスタート

「私のIDは江南美人」1話 

  • ▶ この記事にはドラマ本編のあらすじやネタバレの一部が含まれています。

    江南(カンナム)には実際に美人が多い。江南駅に降りると、大型の整形外科の看板が地下鉄の駅に並んでいる。それらは「綺麗になりたいか」「新しい人生をスタートさせたいか」という誘惑で引き止める。江南の整形外科のドアをノックする人はおそらくすべて、それぞれの事情を抱えているのだ。カン・ミレ(イム・スヒャン)もそうだった。

    JTBCの金土ドラマ『私のIDは江南美人』が27日に初放送された中で、全国2.9%、首都圏3.0%の視聴率を記録した。(ニールセンコリア、有料世帯基準)前作の『スケッチ』が記録した初回視聴率3.3%と最終回の視聴率3.7%よりも低い数値だが、「整形」という現実的な素材にキャンパスでの話が添えられるという点で、さわやかな出発を予告した。

    この日の放送では医学の力を借りて、今日から綺麗になったミレと、元からハンサムなギョンソクの話がベールを脱いだ。

    ルックスに自信がなかった少女カン・ミレ。太っていることから「カン豚」と呼ばれていじめを受けた。ダイエットに成功してからは、変わらずブスだったので「カンオーク」と呼ばれたミレは大学入学を控えて手術台に横たわった。彼女は長いトラウマを脱して、新しい顔で新しい人生を生きたがった。また、幸せになりたかった。

    手術後、カン・ミレは見違えるようにきれいになった顔になったが、カン・ミレはまだ人々前に立つと萎縮して自信を持てなかった。理想のタイプだと電話番号を聞いてくる男性に「私の携帯電話は番号がなくて」と困惑して、セルフィーを撮ろうという友人ヒョンジョン(ドヒ)の提案にもまだ躊躇した。

    新しい顔でときめく気持ちで大学に入学したカン・ミレは新入生オリエンテーションで素敵な特技を披露して変身することに決めたが、大学で中学校の同級生ト・ギョンソク(チャ・ウヌ)と再会し、2人の話で関心を高めた。まだ小心者のカン・ミレのキャンパスライフは順調に進むのかが好奇心を刺激した。

    また、この日の放送では娘の整形手術の事実を知らないミレの父親テシク(ウ・ヒョン)と整形手術だと分かりながらも華やかな美人のミレに下心を抱いて接近する化学科の先輩チャヌ(オ・ヒジュン)、ダンスを踊るミレを見て過去の誰かを思い出したように彼女に向かって「お前、もしかしてチャリョン中学校の出身?」と尋ねるギョンソクまで。ときめきいっぱいの第一歩を踏み出したミレのキャンパスライフが決して順調ではないことを予告した。

    『私のIDは江南美人』は「整形」という現実的な素材を扱いながらときめくキャンパスロマンスと新しいエピソードやキャラクターを加えて楽しさを倍増させた。

    見違えるようにきれいになったものの、まだ人々の視線が恐ろしい女性、生まれながらにハンサムでも外見に興味のない男性。克明に対比される2人の人物の出会いがどんなシナジーを作るのかも興味津々である。

    これまで整形を素材にしたドラマはあったが、「整形美人」に対する現実的な考察を入れたドラマはなかった。『私のIDは江南美人』は誰も注目しなかった整形後の生活を描く。整形手術によりきれいな顔を持った人の人生逆転ドラマではなく、外観のトラウマを払拭するために整形をしたが、まだ人々の視線が怖い普通の人の話という点が注目を集める。
  • 毎日経済 スタートゥデイ チン・ヒャンヒ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-07-28 09:06:23