記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
エンタメ > 総合

「PRODUCE X 101」投票結果を改ざん? 視聴者が刑事告発

    Mnet『PRODUCE X 101』の投票結果改ざん疑惑が波紋を広げている。怒りに燃えた一部のファンが実際に制作陣を告訴・告発する手続きに突入した。

    『PRODUCE X 101』は去る19日の最終回の生放送で新しいボーイズグループX1のメンバー11人を確定した。キム・ヨハン、キム・ウソク、ハン・スンウ、ソン・ヒョンジュン、チョ・スンヨン、ソン・ドンピョ、イ・ハンギョル、ナム・ドヒョン、チャ・ジュノ、カン・ミンヒ、イ・ウンサンがX1のメンバーに選抜された。

    しかし放送後、ネット上ではMnet側が公開した練習生の得票数差が一定の法則で繰り返されているとして投票結果の改ざん疑惑を提起した。実際に練習生の票差は2万9978票、11万9911票、10万4922票、7495票等で繰り返されており、疑惑を増幅させた。

    疑惑が膨らむと、オンラインコミュニティーであるDCインサイド『PRODUCED X 101』ギャラリーのユーザーは投票数改ざん疑惑弁明を促す声明文を発表した。ファンたちは「デビューは練習生の夢であるだけでなく、ファンの目標でもあった。そのため投票数の改ざん疑惑は練習生のデビューのために突き進んできた国民プロデューサーの努力への欺瞞と考えられる」とし「デビューしたX1メンバーへの非難を避けるためにも、Mnet側は明確な投票数と生データを公開しなければならない」と制作スタッフのコメント発表を要求した。

    それにもかかわらず『PRODUCE X 101』側は投票結果改ざん疑惑と関連して何のコメントも発表しなかった。しかし物議は鎮まらず、ついにはハ・テギョン正しいい未来党議員が、この疑惑に対する捜査を公に要求した。

    ハ・テギョン議員は24日、フェイスブックに「『PRODUCE X 101』投票結果改ざん事件は一種の不正採用であり雇用詐欺」とし「事実確認を要求する声が多く、一度調べてみた。投票結果は改ざんされていることがほぼ確実だ」と主張した。

    ハ・テギョン議員は「1位から20位までの得票数が特定の数(7494.44 /総得票数の0.05%)の倍数(1等178倍から20位38倍まですべて)だ」とし「周辺の数学者にも聞いてみたが1等から20等まで、20個のこのような数字の組み合わせが出てくる確率は数学的に0に近いという。投票結果は事前に既にプログラム化されていたという話」との見方を発表した。

    ハ・テギョン議員は「投票結果改ざんにより実際に順位が変わったのかは明確でない。それは実際の結果が発表されてこそ分かるもの」としながらも、「しかし、このような青少年オーディション番組の投票結果改ざんは明らかな就職詐欺であり不正採用」と検察の捜査を促した。

    このような雰囲気の中、一部のファンは実際に『PRODUCE X 101』の制作陣を相手取って刑事告発を準備中だ。「PRODUCE X 101 真相究明委員会」は現在、法務法人メストのク・ヘミン弁護士に事件の弁護を依頼した状態で、請願書およびメッセージの明細書を準備中だ。

    メスト側は関連資料収集と整理後、来週中に『PRODUCE X 101』制作陣を詐欺・威力による業務妨害罪などの容疑でソウル中央地検に告訴・告発する予定だ。

    また多数の視聴者が放送通信審議委員会に番組関連の苦情を寄せた。

    放送進行の公正性に対する問題提起が250件を上回ることが確認された。苦情受付が集中する状況であるため、今後正式な審議案件として上程される可能性が高い。

    『PRODUCE X 101』が番組終了後に不穏な疑惑に包まれて、デビュー組であるX1は困った状況に置かれた。今後5年間活動するプロジェクトグループとして野心的に選抜された彼らのためにも制作陣の明確な弁明が必要な時だ。
  • 毎日経済 スタートゥデイ パク・セヨン記者 | 入力 2019-07-24 15:51:23