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ク・ハラの元恋人、1審では実刑免れる…執行猶予3年
- グループKARA出身の歌手ク・ハラ（28）を暴行し脅迫した疑いなどで起訴された元恋人のチェ・ジョンボム（28）が懲役1年6カ月、執行猶予3年を言い渡された。
ソウル中央地方裁判所刑事20単独は29日、チェ・ジョンボムの財物損壊、障害、脅迫、強要、性暴力犯罪（カメラ利用撮影）などの1審宣告公判を開き、財物損壊、傷害、脅迫、強要の容疑で有罪判決を下した。しかし性暴力犯罪の容疑は無罪と判断してチェ・ジョンボムに対して懲役1年6カ月、執行猶予3年を宣告した。
チェ・ジョンボムは昨年9月13日午前1時頃、ソウル市江南区論峴洞にあるク・ハラの自宅でク・ハラと争う過程でク・ハラに傷害を負わせ、ク・ハラと撮ったわいせつ行為の動画を流布すると脅迫した疑いを受けている。
これに検察は性暴力犯罪処罰などに関する特例法違反（カメラ等利用撮影）と脅迫の疑いでチェ・ジョンボムを在宅起訴した。チェ・ジョンボムがク・ハラにわいせつ行為の動画をメディアに情報提供すると予告した後、あるメディアに「ク・ハラについての情報提供をしたい」という電子メールを送信したことについては実際に動画の送信が行われていないことを確認し、性暴力処罰法上の映像流布の疑いについては「嫌疑なし」の処分を下した。
先月25日に開かれた結審公判で検察は「恋人に恨みを抱いて暴露すると脅迫する犯罪は被害者が芸能人であるかどうかに関係なく、誰でも厳しく処罰する必要がある」と、懲役3年を求刑した。
この日、裁判部はチェ・ジョンボムがク・ハラと別れる過程で傷害を負わせたこと、わいせつ行為の動画をメディアに情報提供すると脅迫したこと、所属事務所代表と芸能界の知人などを呼び出して自分の前にひざまずくように要求したことなどに言及し「今回の事件により被害者が精神的苦痛を感じているという点は被告人の量刑過程に不利な部分」とした。
裁判部は性暴力犯罪に対しては無罪を宣告して「旅先で被害者（ク・ハラ）の裸の写真を隠れて撮影した。当時、被告（チェジョンボム）が被害者の同意を得ずに撮影したのは確かだが、当時、被害者が撮影を制止しておらず密かに撮影したとも見ることができない」とし「被害者が被告人の携帯電話で撮影した（関連）動画もあり、被害者はこれをすぐに削除していなかった。被告人はこの動画を流布したり情報提供しておらず、これを利用して金品を要求したり被害者にとって性的羞恥心を感じさせたりもしなかった」と説明した。
これにチェ・ジョンボムは実刑は免れたのに続き、最大の争点だった「リベンジポルノ」性暴力犯罪（カメラ利用撮影）容疑に対して無罪判決を受けた。 - 毎日経済 スタートゥデイ キム・ソヨン記者 | 入力 2019-08-29 15:06:48
