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SONAMOO、7人から5人に 雨降って地固まるか

    グループSONAMOOがデビュー5年目にして転換期を迎えた。5年目。盛んに輝くべき時期だが、残念ながら一部のメンバーが離脱、所属事務所との法的紛争を始めると、デビュー以来最大の峠を迎えた。

    SONAMOOはメンバーのナヒョンとスミンが8月、所属事務所TSエンターテイメント(以下、TS)を相手に専属契約不在確認訴訟を提起した事実が最近知られイシューの中心に立った。

    TS側はこれと関連し「彼らは今年の初めにメンバーと相談せずに独自に専属契約解約関連の内容証明を送ってきており、内容証明が到着する前日まで何の問題もなく練習をしていたが、突然メンバーたちとも連絡を絶った。このような2人のメンバーの突発行動はグループSONAMOOを守ろうとしていた残りのメンバーの努力とスケジュールに被害を与え、アルバム発売とスケジュール、イベント、メイクスターリワードなどのグループ活動全体に被害を与えた」と説明した。

    TS側は「これに残ったメンバーたち、メンバーの両親と今後チームがどのように進むべきかについて深く話し合った結果、今後、SONAMOOは5人体制になることで整理した」と既存の7人組から5人組へチームを再編するというニュースを伝えた。それとともに「一方的に問題を起こした2人のメンバーたちに対して法的な手続きを行う」とも付け加えた。

    これに対してスミンはインスタグラムを通じてTSとの専属契約紛争の背景と心境を打ち明けた。スミンは「団体精算をしてきた私たちは2019年から個人精算をすることにした。精算金を一度も受け取ることができなかったので、精算資料を確認してメンバーたちと分け合いたかったのが私とナヒョンの考えだった。精算の根拠となる資料を見せてほしいとお願いしたが、会社は精算資料のうちごく一部の資料のみを送ってきた」とし「一部の精算資料を検討した結果、かなりの量の証拠が不足していることを知り、これに対する確認を要求する内容証明を会社に送った」と明らかにした。

    スミンは「内容証明には精算資料だけ確認できれば私たちは従来のようにSONAMOOとして熱心に活動すると書いた。しかし会社は最後まで要求した精算資料を見せなかった。知人を介して聞いたところによると会社が他の(SONAMOO)メンバーに私達とは接触しないようにと伝えたという。当時、私とナヒョンはまだ会社が精算資料を送ってくれると信じていた時期で、メンバーたちには戻って後日に説明しようと判断した。内容証明を送った後にもマネージャーともメールを受け答えし、会社の代表と訴状の受付前日までメールのやりとりして連絡が途絶えたこともない。メイクスタープロジェクトは待ってくださったファンの方々のために参加するという意思を明らかにしたが、会社からは回答が来なかった」と反論しした。

    また、スミンは「私達もまた停電・断水の脅威から自由にはなれず、最終的には宿所から追い出されるなど、会社と法的に争っている方と状況は大きく異なってはいなかった。最後まで円満に解決をしようと本当に努力したが、これ以上は信頼が完全に崩れ最終的に訴訟を進行することになった」と強調した。

    SONAMOOはスミン、ミンジェ、ディエナ、ナヒョン、ウィジン、ハイディ、ニューサンで構成された7人組ガールグループで、2014年12月に「Deja Vu」でデビューした。SONAMOOはデビュー初めから実力のあるメンバー構成で注目され活動を続けてきたが、所属事務所が相次いで専属契約紛争に巻き込まれるなど悪材料が続き、成長に勢いがつく3~4年目の時期に後押しを受けることができず、メンバーが離脱する状況まで迎えた。

    今後、5人組で活動を続けていく計画だが、ナヒョン、スミンとの紛争が円満に整理されておらず、チームの活動も少なくない打撃を受ける見通しだ。雨降って地固まるということわざのようにSONAMOOは今回の危機を乗り越えて、より跳躍できるのかが注目される。
  • 毎日経済 スタートゥデイ パク・セヨン記者 | 入力 2019-09-25 11:58:07