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KPOPスター「LANケーブル公演」で「コロナ」に対応

ファンは「在宅観覧」 

    • 8日、オンラインファンミーティングを開催したBIGHITエンターテイメントのTomorrow X Together(TXT/トゥモローバイトゥゲザー)。 写真提供=BIGHITエンターテインメント



    去る8日、ソウル市梨泰院BLUE SQUARE(ブルースクエア)のインターパークホール。BIGHITエンターテインメントの新人Tomorrow X Together(TXT/トゥモローバイトゥゲザー)の、最初のファンミーティングが開かれた会場は空っぽだった。「コロナ19」の拡散によって無観衆のオンライン公演に置き換えたからだ。 2200席がチケットのオープン直後に完売したように熱い反応を集めたことから、物足りなさもまた大きかった。

    しかしオンライン有料公演で約8000人のファンが集まって、スーパールーキーとしての名声を証明した。
    オンライン公演の料金は2万2000ウォンで、オフライン公演の金額(3万3000ウォン)と同様のレベルだ。トゥモローバイトゥゲザーは「MOA(モア/ファンクラブ名)の方々とこの席にご一緒できなくて残念だが、オンラインで会うことができて嬉しくて幸せだった」と感想を明らかにした。

    Kポップスターたちはオンラインコンテンツで「コロナ19」に対応している。歌謡界は数年前からYouTubeやネイバーVライブなどのオンラインプラットフォームを積極的に活用してきただけに、「LANケーブル公演」が活気を帯びている。

    • 6日にカムバックしてオンラインショーケースを披露した、SMエンターテイメントのNCT127。 写真提供= SMエンターテインメント


    6日にカムバックしたSMエンターテイメントのNCT127も、LANケーブル公演でファンたちとコミュニケートした。この日、2作目の正規アルバム『NCT 127 Neo Zone』を発売したNCT127は、オンラインショーケースを披露した。「トラウマを克服し、乗り越えよう」というメッセージを込めたタイトル曲『Kick It』の舞台に熱い反応が続いた。

    NCT127はファンとの疎通の接点を広げるために、さまざまなオンラインコンテンツも用意した。 1990年代の音楽放送「Neo Zone Top Chart(ネオ ゾーン トップチャート)」の形式で再構成した「ネ オゾン トップチャート」が代表的な例だ。 NCT127が直接MCとして乗り出して、「ネ オゾン」チャートの結果をもとに中間・最終集計の結果を発表した。

    9日にカムバックしたJYPの怪物新人「ITZY(イッチ)」もこの日、オンラインショーケースイベントを通じて新曲『WANNABE(ワナビー)』のステージを初めて公開した。

    「LANケーブル公演」ブームは、強力なファン層を保有しているアイドルだけの話ではない。実力派ミュージシャンたちも続々とオンライン公演の列に参加し、コロナ19の拡散に積極的に対応する形だ。

    マジックストロベリーサウンド(MAGIC STRAWBERRY SOUND)所属のミュージシャンであるSunwoojunga(ソヌジョンア)は先月末、YouTubeチャンネルに「ジャズボックス(JAZZ BOX)」公演のライブクリップを公開した。マジックストロベリーサウンドは「最近のコロナ19によって公演とフェスティバルが延期またはキャンセルされ、多くの物足りなさを示したファンのために用意したコンテンツ」だとし、「これまでジャズクラブで演奏していたソヌジョンアの姿を見せることができる、コンセプトライブ公演を進行した」と紹介した。演奏者とのトークや即興演奏を通じて、視聴者が実際にジャズクラブに来ているような感じに演出された。ストロベリーサウンド側は、「これまでLANケーブルの公演には1000人以上が一緒に公演を見てコミュニケーションし、第二の生中継の公演も準備中だ」とした。

    歌手のLIM KIM(リムキム)は植物園で『MONG(モン)』『YO-SOUL(妖術)』のライブ映像を披露し、微細粉塵と伝染病で閉じ込められた市民の苦しい心を慰めた。

    エンター業界の関係者は、「伝染病の拡散問題で当分のあいだオフライン公演に制限がかかっただけに、YouTubeやネイバーVライブを窓口にして、グローバルにKポップファン層を拡大する戦略を活用するつもり」だとした。
  • 毎日経済_カン・ヨンウン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-03-13 19:13:46