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チョン・ジュニョン、控訴審でも懲役5年が宣告 和解に至れず
- 集団性暴行などの容疑を受ける歌手チョン・ジュニョンに対して控訴審でも裁判部は懲役5年の実刑を宣告した。
12日午後、ソウル高等法院（高裁）第12刑事部審理でチョン・ジュニョン、チェ・ジョンフンなど5人の集団性暴行容疑の控訴審宣告公判が行われた。
この日、裁判部はチョン・ジュニョンに懲役5年を宣告し、80時間の性暴行治療プログラム修了命令と児童青少年機関・障害者福祉施設への5年間の就業制限の判決を下した。
裁判部は「チョン・ジュニョン被告人は和解のために努力したが、現在までに和解書の提出がなされていないことからこのように宣告する。ただし被告人が控訴事実は否認しているものの具体的にその当時の状況について陳述しているなど、法理的な側面から公訴事実をすべて認めたわけではないが事実面で本人の行動については真摯に反省している点を考慮して他の被告との関係を検討し、量刑した」と明らかにした。
チョン・ジュニョン側が主張してきた携帯電話対話録の証拠能力については「捜査機関の証拠収集が法律上のすべての要件を備えていない場合でも、すべての証拠が違法であるとは判断しがたい」と証拠能力を認めた1審の判断が正当であると明らかにした。
このほかチェ・ジョンフンに懲役2年6か月を宣告した。また、クォン被告に懲役4年、キム被告に懲役4年、ホ被告に執行猶予2年を宣告した。
当初、宣告期日は7日に開かれる予定だったが被告人が被害者との和解のために延期を申請して、この日に最終延期された。
チョン・ジュニョン、チェ・ジョンフンなど「チョン・ジュニョンのグループチャット」のメンバー5人は2016年1月に江原道洪川郡で、同年3月に大邱で女性を泥酔させて集団性暴行した疑いを受けている。チョン・ジュニョンは2015年末、芸能人が参加していたカカオトークのグループチャットで数回にわたり違法撮影したコンテンツを共有した疑いも受けている。
1審は昨年11月に開かれた公判でチョン・ジュニョンに懲役6年、チェ・ジョンフンに懲役5年を言い渡した。また、クォン被告には懲役4年、ホ被告は懲役9カ月に執行猶予2年、キム被告には懲役5年を言い渡した。
しかし、5人全員が刑量に不服だとして控訴しながら事件は2審まで進んだ。検察は先月9日に開かれた結審公判で原審の求刑と同じようにチョン・ジュニョンに懲役7年、チェ・ジョンフンに懲役5年をそれぞれ求刑した。 - 毎日経済 スタートゥデイ パク・セヨン記者 | 入力 2020-05-12 14:54:54
