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S.E.Sのシュー、貸付金訴訟に続き家賃返還訴訟も敗訴? 

    S.E.S出身のシュー(本名:ユ・スヨン)さん(39)が賭博場借金の訴訟に敗訴し、シューの所有建物の賃借人に飛び火する雰囲気となった。

    シューが所有している建物のテナントたちは国民請願を通じて「一部のテナントが伝貰金(チョンセ、一定の保証金を預けて家を借りる制度)返還訴訟で勝訴した状態」とし「それでもシューは謝罪の言葉やこれに対する補償を全くしていない」と憤った。

    シューは伝貰金返済訴訟で敗訴、民事訴訟費用および伝貰金の未返還に対する銀行利子および元金を返済しなければならない支払い命令を受けたという。

    状況は悪化した。

    シューは27日、ソウル中央地裁民事合意25部(イ・ドンウク部長判事)で開かれた貸与金返還訴訟で敗訴し、3億4600万ウォンを返済しなければならない状況になった。

    シューは2017年、米ラスベガスにあるカジノでパク氏に会って金を借りた。その後、シューはパク氏に金を返さず、結局パク氏は昨年5月、3億4600万ウォンの貸与金請求返還訴訟を起こした。

    パク氏は貸与金返還訴訟とともに当時シューの所有建物に対する仮差し押さえも申請した。

    その後、テナントのキム氏は「9200万ウォンを銀行から融資を受け、保証金として1億1500万ウォンをシューに渡した。しかし、伝貰契約満了が差し迫っているにもかかわらず、シューが1億ウォン余りの伝貰保証金を支払うことはできないと一方的に通告した。伝貰契約が終了すれば、直ちに信用不良者になる」と怒りを露にした。

    しかしシューはメディアの報道後「これまで問題を解決するために努力してきたし、賃借人の方がもっと大きな被害を受けないように最善を尽くして努力している」と釈明した。

    一部では、シューが賃貸金を返還できる借名財産を持っているにもかかわらず、テナントの金を返さないと指摘した。

    あるテナントは国民請願に「シューの母親名義の不動産が3件もあるにもかかわらず、テナントにはお金がないと言っている」とし「新型コロナウイルスによる苦痛だけでなく、保証金未返還によってさらに多くの苦痛を受けている」と吐露した。それとともに「シューがテレビやメディアに出ないように請願をお願いする」と書き込んだ。

    シューは賭博波紋以後、昨年11月に日本でソロデビューして芸能界のカムバックを試みたが、冷ややかな国内世論と論争の中でデビューを暫定的に延期した。

    当時、シューの日本マネージメント社であるダイヤモンドミュージックは公式ホームページで「体調不良のため、シューのシングル発表とライブ公演が延期された」と告知している。
  • 毎日経済 スタートゥーデイ チン・ヒャンヒ記者 | 入力 2020-05-28 08:55:43