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出来レース発覚「PRODUCE」PDに懲役2年確定 IZ*ONEは4月にグループ解散

    • 写真:Mnet

    Mnet「PRODUCE」シリーズの制作陣が投票結果を不正に改ざんした疑いで最終的に懲役刑を宣告された。

    11日午前11時、韓国の大法院(最高裁)3部(主審キム・ジェヒョン最高裁判事)は業務妨害や詐欺などの疑いで起訴されたMnetのアン・ジュンヨンPD、キム・ヨンボムCPなど「PRODUCE」制作陣の上告審宣告期日を開いた。

    この日、裁判部は被告人と検察側の上告をすべて棄却して原審を確定した。これによりアン・ジュンヨンPDは懲役2年、キム・ヨンボムCPは懲役1年8カ月がそれぞれ確定した。

    2人は昨年5月に開かれた1審、11月に開かれた2審でそれぞれ懲役2年、懲役1年8カ月を宣告されたものの刑量に不服だとして上告状を提出、この日上告が棄却されて原審の刑が確定することとなった。

    彼らは2016年から始まった「PRODUCE」シリーズのシーズン1~4の生放送サバイバル投票で特定の候補者が有利になるよう視聴者の有料メール投票結果を不正に改ざんした疑いで起訴された。またアン・ジュンヨンPDは芸能事務所関係者から接待飲食店で数百万ウォンの接待を受けた疑いが追加され、裁判にかけられた。

    控訴審の宣告公判で裁判部は「被告はデビュー組選定というオーディション番組の真正性を崩し、順位の捏造により不当に脱落した練習生は一生トラウマを抱えて生きることになった」とし「証拠によれば被告人が事件の2日前に最終メンバーをすでに決めておいたにもかかわらず、有料投票で視聴者たちを欺き、投票の収益をCJ ENMに帰属させようとする意図があったという点で原審の判断は法律的に問題ない」と控訴を棄却して原審刑を維持した。

    • 写真:Mnet

    特に控訴審で裁判部は投票の不正改ざんにより被害を受けた練習生の名簿も公開してデビュー圏にいたにもかかわらず最終的に脱落した練習生たちが明らかになったりもした。

    2019年『PRODUCE X 101』終了後、水面上に浮上することになった視聴者投票結果の不正改ざん事件により制作陣は厳密な法の裁きを受けることになったが、実質的により大きな犠牲は練習生とデビュー組が払うことになった。

    「PRODUCE」事態の発生によりシーズン4のデビュー組で構成されたX1は、わずかデビュー5カ月で解散する悲劇を迎え、シーズン3のデビュー組であるIZ*ONEは厳しい視線の中で活動を続け、4月のプロジェクト契約満了時点に合わせて活動を終了することを公式決定した。

    X1は現実的な判断で迅速な解散を決めてメンバーが所属会社に戻り、各自の道を模索してきたが、IZ*ONEは活動強行に対する冷笑的な大衆の視線の中でかろうじて活動を続けてきた。それでもIZ*ONEは2020年の一年間、女性歌手最多アルバム売り上げ枚数を記録して熱い人気を立証した。IZ*ONEは13日と14日に開かれるコンサートを最後に事実上、活動を終える。
  • 毎日経済 スタートゥデイ パク・セヨン記者 / | 入力 2021-03-11 11:31:46