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サムスン電子、GALAXY S10に「ブロックチェーン」搭載か
ギャラクシーS10レンダリング画像。 写真出処=フォンアリーナ
サムスン電子は来年初めに発売する予定の「ギャラクシーS10」に、暗号貨幣を安全に保存できる機能を搭載するかもしれないという外信報道が出た。
12日(現地時間)、IT専門媒体のSamMobile(サムモバイル)などによると、サムスン電子は欧州連合(EU)の知的財産権事務所にブロックチェーンと暗号貨幣関連の3件の商標申請書を提出した。
サムスン電子が提出した商標はブロックチェーンキーストア(Blockchain KeyStore)、ブロックチェーンキーボックス(key box)、ブロックチェーンコア(Core)の3種類だ。商標登録の目的は、スマートフォンに適用するモバイルデバイス用ソフトウェアアプリケーションおよびソフトウェア、コンピュータソフトウェアプラットフォームなどと説明されている。
サムモバイルは、サムスン電子が新型ギャラクシーに暗号貨幣を安全に保管・取引することができる電子財布の形態である「コールドウォレット(Cold-Wallet)」機能を公開する可能性が大きいと予想した。また、早ければ来年2月に公開されているギャラクシーS10に対応する機能を適用するものと予想した。
「ホットウォレット(Hot-Wallet)」がネットワークに接続された電子財布ならば、コールドウォレットは、オフライン状態で暗号貨幣を保存してネットワークハッキングを防ぎ、セキュリティ性を高めた技術だ。この技術が採用されると、ギャラクシーS10でパスワードマネー決済が可能になる見込みだ。
一方、一部では当該の商標は「サムスンペイ」にブロックチェーン技術を適用し、セキュリティを強化したサービスを意味するという解釈も出ている。サムスンペイは端末に登録された生体情報を活用して、Webサイトのログインや金融取引きでの本人認証手続きを簡素化する機能だ。- 毎日経済デジタルニュース局_キム・スンハン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-12-13 16:31:35