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Q.日本の歌が原曲である歌の中で韓国で人気があった歌を教えてください。(7)
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A.2006年10月に発売された『Golden Best~ 15th Anniversary』が韓国でも大人気だという知らせを聞いてZARDが送った感謝のメッセージ*です。
* 坂井泉水が外国のファンにメッセージを残したのは非常に異例的なので、それだけ韓国のファンを格別に思っていたという意味と受け入れられます。
J-POPにあまりなじんでいなかった時代でも、韓国にZARDのファンはたくさんいました。(バンドとして出発したZARDですが、韓国でZARDは坂井泉水で通じています)
スラムダンクのエンディング曲だった『マイフレンド(My Friend)』、ドラゴンボールGTの2回目のエンディング曲である『Don't you see!』、そして名探偵コナンに挿入された『運命のルーレット廻して』、『悲しいほど貴方が好き』、『星のかがやきよ』、『愛は暗闇の中で』などの曲が日本のアニメやドラマに心酔した韓国人をZARDのファンにしました。
野球が好きな韓国人は『負けないで』でZARDと出会いました。「失われた10年」の最初の年に発売されたこの曲は失意に陥った日本人を応援して、汗と涙の甲子園の目的に合わせて入場曲に選ばれた歌です。日本では音楽の教科書に載るほど最高の応援曲として評価されているそうです。
韓国でも『負けないで(지지마)』という題名でリメイクされ、2003年11月から放送された青少年ドラマ『パンオリム』の主題歌で歌われました。『パンオリム』は青少年ドラマですが、コ・アラのようなフレッシュな女子高生がたくさん登場したからなのか、意外にも軍隊で人気を集めました。
本来は土曜日の午後6時頃、ゴールデンタイムに放送されていましたが視聴率が低かったので2004年の秋からは、日曜日の朝8時に変更されました。しかし、徹夜で勉強した(?)学生たちはまだ夢の中から戻ってこないため、やることのない軍人から愛されるドラマになりました。韓国でZARDのファンが血気旺盛な20代の男たちで形成され始めた理由がここにあると言えるでしょう。
『負けないで』を歌ったチョン・ヘソンは現在、ミュージカル俳優として活動中です。
韓国でZARDのリメイク曲で有名な歌手は他にいます。『Forever You』と『Good Day』をカバーしたイ・スヨン(本名イ・ジヨン)です。この中で『Good Day』のリメイク曲は題名を『Good Bye』に変えて出しました。
イ・スヨンは2000年代初期のバラードの女王と呼ばれ歌謡界を制した歌手です。(ZARDの歌の他にもRIKIKIの『素敵だね』を『オルマナ チョウルカ』、広瀬香美の『Deer.. again』を『一人で迎える冬』という題名でカバーしました)歌手イ・スヨン
1999年のアルバム『I Believe』でデビューし、2003年に高空飛行中だったイ・ヒョリ(李孝利)を折って『MBC10代歌手歌謡祭』の大賞格である最高人気歌手賞も取った歌手です。イ・ヒョリとは一時親友のような関係でしたが、今はそれほどではないようです。それでも彼女が10歳年上の会社員と結婚する時はイ・ヒョリが参加して祝ってあげました。
イ・ヒョリの話では、毎日スヨンを連れて遊びに行ったせいでイ・スヨンの所属事務所でイ・ヒョリに「接近禁止」警告を出したそうです。
イ・スヨンは2004年上半期、アデューコンサートまで開いて「成功しなければ帰ってこない」という内容の記事まで報道される中で日本に進出しましたが、見事に失敗してソウルに戻ってきました。
病院に入院した坂井泉水が足を踏みはずして、40歳という若さで亡くなった後にも韓国のファンたちは相変らず彼女を賛えています。DCインサイドには、相変らずZARDに関する文がずっと上がってきています。一時は「泉水さんが亡くなってからXX番目の日です」という文も続けて載せられてました。
DCインサイドのZARDギャラリーにこのような文も載せられました。
坂井泉水が上の写真と似た身なりで夢に現れて、着ていた服の前面に絵を描いて後ろにサインをしてくれたそうです。頬に自分の頬の両側を近づけましたが、目が覚めてからも夢でしたが最高に幸せだったという内容でした。
- Lim, Chul | 入力 2019-02-07 18:30:59.133000000
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