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Q.ビビンバは何でも入れて混ぜて食べればいい食べ物ですか?
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A.韓国のドラマによく登場するシーンがあります。
ボールに食べ残したおかずを入れて、ご飯を混ぜて食べるシーンです。
MBCドラマの『私の名前はキム・サムスン(2005)』のワンシーン
たまったストレスを食べることで発散する人もいます。しかし、ヤンプンビビンバを作って食べると怒りが収まるのか、少し気になります。
なぜ、ステンレス製のボール(ヤンプン)におかずを入れてご飯を混ぜて食べるのでしょうか。
きれいな器は小さくて混ぜると溢れますが、大きいステンレス製のボールにはナムルやキムチなど、あらゆるおかずを入れることができるからでしょうか?
とにかく、ヤンプンビビンバは簡単に作れます。
まあ、準備することもあまりないです。ステンレス製のボールを取り出して冷蔵庫のドアを開けるだけです。
ビビンバにはそぼろと目玉焼きは必須要素だと言いますが、そんな物、なくてもかまいません。 コチュジャン(唐辛子味噌)さえおいしかったら、ゴマ油を少し入れるくらいで、かなりおいしく混ぜて食べられます。
それでもビビンバを作る方法が必要な人のためにレシピを紹介します。
-冷蔵庫を開き、ナムルなどのおかずを取り出す。
-ご飯をよそって、ステンレス製のボールに入れる。
-ご飯の上に取り出したおかずを入れる。
-コチュジャンとゴマ油を一さじずつ入れる。
-一生懸命、混ぜる。(混ぜている間、食欲が増す)
とても簡単ですよね?
2017年6月、文在寅(ムン・ジェイン)大統領がホワイトハウスを訪問し、ドナルド・トランプ米大統領と晩餐を食べた時も、ビビンバが出たそうですが、その時もこのように作ったのでしょうか?
まさか、ちゃんと作ったはずです。
下は2003年に放送されたMBCの人気ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』をキャプチャーした写真です。チャングムとチェ尚宮が水剌間(スラッカン)最高尚宮の座をめぐって競い合ったビビンバです。
ドラマではビビンバではなくゴルドンバン(骨董飯)と呼びます。記録を見ると、16世紀には、ご飯に肉と野菜を入れて混ぜて食べていた物をホンドンバン(混沌飯)と呼び、18世紀以降ゴルドンバンに名前が変わりました。「江南の人々はあれこれ入れて煮て食べるが、まさに骨董羹だ」という中国の記録の影響を受けたからです。
その後、ブヒムバフ(汨董飯)と言ったという記録が出てきますが、ビビンバはブヒムバフから由来したというのが定説です。骨董班からビビンバへの変化は、慕華思想が減ったことを意味します。
とにかく最高尚宮の座をめぐって争う競合大会に出たビビンバは、ヤンプンビビンバとは雲泥の差です。心血を注いで作ったのでしょう。
このようにちゃんとしたビビンバは手もたくさんかかるし、かなり難しいです。
各種の材料を食べやすく、同じ大きさに整えなければならないし、材料の特性に合わせて醤油と塩などで違う味付けをします。あらかじめ炒めておかなければならない材料もあります。材料の相性も合わせなければなりません。
ビビンバの必須材料であるコチュジャンもただのコチュジャンではありません。しょっぱすぎず辛くないように調理したヤンニョムコチュジャンです。
ビビンバ、とても手軽に作れる反面、かなり苦労しなければテーブルの上に乗せられない食べ物です。
- Lim, Chul | 入力 2019-10-10 18:03:42
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