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PM2.5の警報発令が日常になった韓半島
- 何の写真なのか分かるだろうか。
PM2.5でぼやけているのは分かるだろう。周りに見えるべき高い蚕室(チャムシル)ロッテタワーが失踪した。
最近、韓国ではロッテタワーがPM2.5のバロメーターになってしまった状態なので、高い建物は、いろいろと役に立っている。今日(3月7日)も早朝からPM2.5警報が発令された。環境部とソウル市から行政安全メッセージが一日も欠かさず送られてくる。
行政案内メッセージを受けてNaverを検索すると、ソウルだけでなくほぼ全国が赤色だらけだ。
それでも去る3月5日に比べると、マシな方だ。3月5日はこうだった。
人工衛星から見た3月5日の韓半島
出勤時にはPM2.5が落ち着いて、さわやかな気持ちで仕事場へ向かうこともできた。どれほどうれしいことだろうか。
連日韓半島に空襲警報を発令させるPM2.5で空気清浄器の販売量は685%急増、ホコリのおかげで得をする人もいるが、韓国人の大多数が困惑している。中国は自分たちのホコリではないととぼけて、そのような中国の態度に対して、しっかり対処できない政府や政治家たちは不信の対象になっている。
もうすぐ開幕するプロ野球やプロサッカーも危機に陥った。
PM2.5で運動場に来るファンが減ったりすれば?
韓国野球委員会(KBO)は10個の球団にそれぞれ7万5千個ずつ75万個の防塵マスクを提供するというが、それで充分だろうか?一度使ったマスクは洗濯も再使用もするなという勧告もあるので、入場料をもらってマスク代に当てるのも難しいかもしれない。
もしかしたらPM2.5と共に生きるのを宿命と感じなければならないかもしれない。
中国の一部の地域では、すでにそのような雰囲気が感知されたりもする。
PM2.5が500μg/㎥以上の状態が日常である中国、 下北省(ホベイジン )邢臺市(シンタイシ)の住民たちが模範を見せている。1人はマスクさえ付けてないように見えるが、卓球を楽しんでいる日のPM2.5の濃度は631だったそうだ。
このような状態で世紀が繰り返されれば韓国人の遺伝子も、PM2.5やホコリにくっついている鉛や重金属くらいは甘く見るようになるかもしれない。生き残っているならばの話だ。 - Lim, Chul | 入力 2019-03-07 00:00:00