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SKハイニックス、最終的に減算…投資も延期


    第2四半期に「アーニングショック」を記録したSKハイニックスは、DRAMとNAND型フラッシュメモリの減産突入を策定した。当初の期待とは異なり世界の半導体市場の不振が長期化して、米・中貿易紛争と日本の対韓輸出規制に襲われて不確実性が大きく、事実上は「非常経営体制」に突入した。

    25日、SKハイニックスは第2四半期の営業利益が前年同期比で89%減の6376億ウォンと集計されたと明らかにし、メモリ減産計画と投資の見直し計画を策定した。

    まずDRAMメモリは利川M10工場のDRAM生産設備を、最近成長を見せている(CIS CMOSイメージセンサー)の量産ラインに移行することにした。

    移行作業を完了すると、DRAM生産量は第4四半期から自然に減ることになる。先だって、年間ウェハ投入量を前年比で10%削減するという方針を立てたNAND型フラッシュも、需要鈍化が予想よりも長くなって15%以上削減することにした。減産幅がさらに拡大するわけだ。これとともに、今年の第1四半期の稼働に入った清州M15 NAND型メモリ工場の増設に必要な追加のクリーンルームを確保時期を見直し、来年の下半期に竣工予定の利川M16 DRAM工場の設備搬入時期も、市場の状況を考慮して延期することにした。減算と今後の投資計画を全面的に見直すという意味だ。

    SKハイニックスの減産と投資計画の見直しは、メモリ市場の不振長期化のきざしと米・中貿易紛争の不確実性に加え、半導体核心材料に対する日本の対韓輸出規制など、相次ぐ悪材料で下半期の反騰も不透明な状況になり、対応措置を本格化したものと解釈される。

    米国マイクロン社に続いてSKハイニックスが減算カードを取り出したのは、需要鈍化による業績悪化が予想よりも深刻な水準だと判断したからだ。

    この日、SKハイニックスは第2四半期に6兆4522億ウォンの売上げと6376億ウォンの営業利益を記録したと発表した。売上げは前四半期(6兆7727億ウォン)に比べて5%減少し、昨年の同じ期間(10兆3705億ウォン)との比較では38%減少した。
  • 毎日経済_チョン・ギョンウン記者/ファン・スンミン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2019-07-25 18:17:00