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[コラム] 猫の首に鈴をつける必要あるのか
- 今年の主人公はネズミだが、きれいなネズミをペットとして飼わない限り、家にネズミが出回る姿を見るのは難しいだろう。
何だって?家にネズミ?!
ソウルなど大都市の住居空間はマンションなので、たまにゴキブリやアリなどが家の中を歩き回るのを目撃することはできても、ネズミが出没するということは想像するのも難しい。しかし、一戸建てに住むなら話は変わってくる。まさか?と放っておくと、ひどい目に遭うことがある。
そんな方のために大切な(?)豆知識を教えようと思う。
食べ物を求めて忍び寄るネズミの接近を防ぐため、家を清潔に保ちすき間をなくすのは基本だろう。
様々な手口で妙策を見つけたという方の伝言によると、
少しきまり悪いが、痩せたヘビの糞をネズミが歩き回る通路に置けばいいそうだ。
ヘビはネズミをはじめとした齧歯類の天敵なので、ヘビの糞の臭いさえ漂わせても怖いから近寄らないということだ。
ヘビの糞はどこで手に入れるのか?
ペットショップや動物園でも手に入れることができるが、最近はインターネットでも買えるなんて珍しい世界だ。
何のために、そんな物まで買うのか。猫を飼えばいいんじゃないか。
もちろん「ニャー」と聞いただけでもネズミはびっくりするだろう。
しかし、最近の猫たちはネズミを捕まえるのが上手ではない。
野外で暮らす猫たちはネズミを餌と認識しているが、飼い主たちがおやつまで与えてくれる家で飼われてる猫は、ネズミを見てもただのおもちゃぐらいに考える可能性が高い。
動物保護所や犬猫譲渡センターも、特定の猫がネズミを捕る能力があるのか教えてくれない。わざわざ情報を流さないのではなく、彼らも知らないからだ。
ネズミを捕る能力があればいいのだが、ここにも落とし穴がある。ネズミを捕る猫は手なずけるのも難しいし、たまに飼い主にも爪を突きつけたりする。
利口なネズミは家の猫たちのこのような習性を知っている。猫が追いかけてくると逃げ出してから、また戻ってくる。そうして猫と親しくなってきたら、大家さんは困り果てるだろう。
イソップ物語の『猫の首に鈴をつける』も書き直す時期になったのだ。わざわざ猫の首に鈴をつける必要もなくなったので、ネズミたちはどうすれば猫たちとすぐに親しくなれるのか、これだけ悩めばいい。
猫たちがネズミを捕まえる本能を失ったため、蛇の糞や超音波、ネズミ忌避スプレー、ペパーミントオイルなどが登場した。変化は新しい市場を作るという事実は変わっていない。
*1~2滴染み込ませた綿をネズミが行き来してる場所に置いてもネズミの接近を防げるそうだ。玄関や窓でペパーミントを育ててもいいだろう。料理をする時も役立てることができるのでこの上なく便利だ。 - Lim, Chul | 入力 2020-01-23 00:00:00