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タイトルポンキ:뽕끼
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解説ハングル: 뽕끼
ハングル発音:ポンキ
意味: トロットの雰囲気や感じがする
解説
「トロット(韓国の演歌)の雰囲気や感じがする」という意味。類似語はポンキ(뽕気)、ポンピル(뽕삘/뽕필、Feel)、ポンチャクジョ(뽕작조、調)。トロットのようなバラードは、ポンバラード、テクノとトロットが結びつけば「テクノポンチャク」と呼ばれる。
なぜ、トロットをポンチャクと言うのだろうか? もしかして、ヒロポンを飲んで歌っているみたいだからか?
ある意味、ヒロポンと全く関係なくはないようだ。ヒロポンが麻薬の代名詞になりながら、各種の派生語を作り出した。ポンを打った(麻薬を服用した)、ポンジェンイ(麻薬中毒者)。中高生の間では、タバコがポンで通じたりもする。
意味がより拡張されて、とてもいい気分になる、すごく楽しくて何かに没頭する人や行為、または、態度にも使われるようになった。例を挙げれば、ククポン(国家+ヒロポン、国粋主義者を卑下する言葉)、「なぜ、あの子はあんなに浮かれてるの?ポン打ったのかな?!」
トロットは4拍子だ。
集会で一人ずつ歌を歌うが、自分は音痴だから抜いてくれとお願いする人に「音痴の歌を聴いてみよう」と言って調子を合わせる。クンチャク、クンチャク、クンジャジャク、クンチャク。このようなリズムが少しずつ変化してポンチャク、ポンチャク、 ポンチャジャク、ポンチャクに変わってしまった。4拍子のトロットがポンチャクに変化する瞬間だ。
バラードやヒップホップなどの大衆歌謡が出てくる前の韓国の大衆歌謡は高音で出る鼻声と特有の折れるバイブレーションのトロットが支配していた。最近の若い世代は、古くさいと感じるだろう。だからと言って、堂々と蔑視するほどではない。歌手の間でも好き嫌いが大きく分かれる。
SG WANNABEやキム・ジョングクは「万人が好きなポンキを選んだ」と公言したし、PSY、バービー・キムのように賢くポンキを利用する歌手もいる。T-ARA、ジュンス(XIA)などアイドルの中でもポンキが混ざった歌手もいる。
ポンキで大金を儲けた歌手もいる。ミリオンセラーアルバム『四拍子』を歌ったソン・デグァンだ。
ソン・デグァンは、本来この歌のタイトルを「ポンチャク・ポンチャク・ポンジャジャク・ポンチャク」にしようとした。しかし、「違うな」と思ってあきらめて苦悶に陥った。しかし、ある日突然「ポンチャク=トロット= 4.4拍子=四拍子」という等式が浮かび上がってタイトルを変えて歌うことになったそうだ。
そして、お金をたくさん儲けて南山(ナムサン)の前に素敵な家を建てた。
『四拍子』の人気が終わったのか、ソン・デグァンは不動産詐欺事件にまきこまれて、この家から出て部屋が2つの家に引っ越した。引っ越しをしながら捨てた荷物は、5トントラック10台分だったそうだ。
- Lim, Chul | 入力 2019-07-12 17:39:08.697000000
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