A. | 韓国に本格的な暑さがやってきました。過去数年間に比べると今年の天気は暑さと無関係な方です。去年は5月から蒸し暑かったですが、今年は6月に入っても朝晩、涼しい日が続く日が多かったです。 暑さに弱い方、特に暑さに敏感な肌を持つ方としては悪夢の季節が始まったわけです。 ニキビは脱毛とともに人類を苦しめる不治の病の一つです。 異性に目覚めた思春期の男女の象徴と見なされることもありますが、思春期を脱したからといってニキビから解放されるわけでもありません。50代になってもニキビに悩んで暮らす人も少なくないです。 適時にきちんと管理できないと傷跡が残ります。だから膿む前に治療しなければなりません。 お肌に敏感な方は、 もっと頑張って顔を洗います。頻繁に洗顔したからといって、ニキビを起こす細菌を完全に撲滅できるわけでもありません。ニキビが出来る生活習慣を直すことが重要なのかもしれませんが、そこに洗顔は含まれないということです。 あるフリーターがコミュニティに書き込んだ内容が参考になるかもしれません。 私はニート。 シャワーは月に1回の割合で、洗髪は半月に1~2回。 髪を洗う時だけ顔を濡らすんだよ。 でも、ニキビがない。 幼い頃、ニキビのせいでからかわれて今も頬にニキビの跡が残っているんだけど、 今は大丈夫だよ。 私がニートだからゲームをたくさんするんだけど、キーボードがとても汚い。 叩いた手で顔を触る時は、 ニキビがよく出来たけど、 今は汚い手をきれいに洗ってから顔を触る。 ニートは顔を触るのがニキビの原因と目星を付けます。野外活動をしたり油っこい食べ物を食べると細菌に露出し顔に老廃物が多くなって顔を頻繁に触るので、ニキビが出来るという主張です。 皮膚科の医者がニートの主張に、どの程度同意するか分かりません。 しかし専門医もニキビの原因を正確に突き止められなかったので反論をするのは難しいでしょう。 洗顔がニキビ予防に正解ではないことは確かなようです。 ニキビが出来るのを恐れて暇さえあれば顔を洗うと逆効果になる可能性が高いです。 頻繁な洗顔で必要な皮脂まで抜けて顔が乾燥するからです。乾燥すると顔の皮膚を正常に維持するため皮脂が過剰に分泌され、ニキビ菌が暴れる環境が整います。 ニートのように洗顔を怠ったら、ニキビだらけになる可能性が高いです。 ただ頻繁な洗顔は控えたほうがいいです。そして、よく洗う時は石鹸やクレンジングフォームなどを使わずに清水で洗い流すのが効果的かもしれません。 Tip:顔の化粧品や老廃物を取り除く用途に使われるクレンジングフォームのうち相当数が弱アルカリ性の製品です。PH9~10程度の強アルカリ性石鹸に比べて弱いですが、アルカリ性であることは明らかです。健康肌はpHが5.2~5.9程度と弱酸性。そのため石鹸はもちろんクレンジングフォームを使うだけで肌のバリアが崩れてしまいます。障壁が崩壊すれば肌を保護するため皮脂の分泌が過剰になり角質が溜まってニキビがさらにひどくなる悪循環を経験しかねません。ニキビの出来やすい体質なら肌と似ている酸性度の弱酸性クレンジングフォームを使ったほうがいいです。 |