解説 | ハングル:솔로 푸어 ハングル発音:ソルロプオ 意味:一人暮らしの低所得住民 解説: 一人暮らしの低所得住民。 綿密に調べればSoloという単語の使い方が微妙だ。 英語ではあるが、イギリスやアメリカではあまり使われていない言葉だ。英米圏で独身の男女を指す時、使う言葉はSingleだ。 だからといって韓国で作られた英単語、コングリッシュでもない。それで妙だということだ。 韓国ではソロという言葉はインターネット時代の初期である2003年から使われ始めた。独身という言葉をソロという言葉を引き出したのには理由がある。 ソロには独身という言葉にはない、ペアを欲しがるが、そうではないという自嘲的ニュアンスがこめられているからだ。 低所得階層なら願わずソロになる可能性が高い。お金がないので人と会う機会も少ないし会うこと自体を拒む。 このようなソルロプオは韓国にどれくらい、いるのだろうか? 数年前に統計庁が発表した見通しでは2035年ごろには760万世帯を超えるものと見られている。1人世帯の中には余裕のある人生を楽しむゴールドプアーもいるが、貧困層に転落したソルロプオが圧倒的に多いのが現実だ。 約10年前の資料ではあるが、国民銀行が1人世帯の月平均所得を調査した結果、300万ウォン以上の世帯は8%にとどまり、100万ウォン以下の世帯の割合は57%に達していた。 望んでいないのにソルロプオになってしまうと抜け出すのが簡単ではない。自分に投資する余力がないからだ。 |