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炎症性ニキビの治療に毛穴注射の効果が良い

毛穴道に沿って注射すると、出血や痛み、傷の可能性を減らし治療効果は高める 

  • 炎症性ニキビの治療に毛穴注射の効果が良い
頬と顎のライン、額と口の周りに一度できるとなかなか消えずに悩みの種になる炎症性のニキビ。

角質、皮脂、老廃物などが入り混じって詰まった毛穴に、ニキビの細菌が増殖して炎症を誘発する。特に、大きくてひどく化膿した炎症性ニキビは、見た目も良くないだけでなく、傷として残る可能性が高い。

この時、最も迅速で効果的な治療法がまさに注射療法だ。炎症が生じた部位に直接治療剤を注入してニキビ菌を除去する。最近このような炎症性ニキビの注射治療をより簡便かつ効果的に解決する方法を、国内医療陣が海外学会誌に掲載して注目されている。

延世スター皮膚科のイ・サンジュ院長は、効果は高め、既存の治療法の副作用を減らした「病変、毛穴に直接注射する炎症性ニキビの治療方法」を今月出版された米国皮膚科学会誌JAAD(Journal ofthe American Academy of Dermatology)に発表したと6日、明らかにした。

既存の炎症性ニキビの注射治療は、通常、皮膚を通過して薬物を注入する方法だった。この場合、注射針が血管や神経を通過するため、出血や痛みを伴った。しかし、新たに考案された炎症性ニキビ「毛穴注射」の治療法は、虫眼鏡で狭い毛穴の入口を確認後、問題が生じた部位の毛根に直接入って注射する。

微細な針が毛穴の道をそのまま沿って入っていくため出血がなく、痛みが減る。また、皮膚の下にすぐに注射し、皮膚萎縮が少なく、傷ができる確率が低くなる長所がある。発想の転換がニキビの治療効果と患者の便宜を大きく高めた意味ある治療として評価されている。ただし、医療陣の繊細な施術能力が要求される。

イ・サンジュ院長は「炎症性ニキビが長く続くと、正常な皮膚の構造物を破壊させ、この過程でニキビ傷を作るため、早く治療するのが良い。何よりも、誤ってつぶすと刺激がひどくて炎症がひどくなることがあり、専門的な治療を受けることが賢明だ」とし、「新たに考案された毛穴注射方法は、既存の炎症性ニキビの治療法に比べて出血と痛みが少ないだけに傷の回復も早く、患者に有用になると展望される」と説明した。
  • 毎日経済_イ・ビョンムン医療専門記者/写真=毎日経済 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-10-06 11:03:43




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