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「男」のような管理方法で「お肌美人」になる?


  • 「男」のような管理方法で「お肌美人」になる?
  • < ビューティースペシャリストのキム・ジュウンさん >

肌に化粧品を絶えず塗っても、すぐに乾燥する冬が来た。頻りに乾燥する肌のために、韓国の女性は一般的に「基礎4種の化粧品」と呼ばれる化粧水、乳液、エッセンス、クリームを塗り、それ以外にもセラム、栄養クリームを重ねて塗り、昼と夜の肌を別に管理するためにデイクリーム、ナイトクリームなどを区分して使用する。

一方、男性はどうだろうか。韓国の平凡な男性なら化粧水、乳液だけですべてのスキンケアが可能だ。

ある化粧品会社の調査によると、韓国の平凡な女性は、朝7~8個ほどの化粧品をつけるという。しかし、外国で化粧品を購入したことがある女性なら、これは過度に多いと感じるだろう。実際、外国のある化粧品会社は、化粧品のマニュアルに化粧水の後に乳液とクリームのどちらか一つだけを塗るように明示している。

様々な基礎化粧品は粘度が違うだけで成分は同一であり、肌に十分な水分と油分を補充する究極の目的は同じだ。むしろ化粧品をたくさん塗ることが皮膚管理に良くない場合もある。

過度に化粧品を重ねて塗ると肌に老廃物として残る可能性が高く、毛穴に溜まった老廃物がにきびなどの肌トラブルを起こすことがある。また、この老廃物をなくそうとして過度に洗顔をすると、肌の保湿膜を害する可能性もある。筆者が「男」のようにスキンケアをすることをお勧めする理由はここにある。

従って、過度な化粧品の使用はむしろ「過猶不及」(過ぎたるは猶ほ及ばざるがごとし)だ。自分によく合っている化粧品ひとつを選んで着実に使用することがより良いスキンケアの習慣だ。加えて、化粧品ひとつを選んでも、にきびの原因となりうるポリマーやカルボマーのような成分が含まれていないことを確認することが重要だ。

また、ペンタノールなどの肌の保湿において必要な最小限の成分が含有された化粧品を選ぶことも、安全で賢明な化粧品の選び方の一つになる。

多くの化粧品を塗ることも良くないが、無条件に高価な化粧品を購入する消費習慣も避けるべきだ。最近、高価な皮膚再生クリームで評判のAブランドの栄養クリームと安価な価格帯のニベアクリームを比較実験した結果が業界で話題になったことがある。

その内容は、英国のあるメディアで高価なクリームとニベアクリームを、4週間にわたり皮膚テストした結果、顔のしわや水分ケアにニベアクリームがより効果的だったというものだ。価値スタイリスト(価値が高いのによく知られてない商品を選んでコンシューマーに紹介する人)として活躍中のショーホストのユ・ナンヒ(ホームショッピングの司会者)も、自分の最近の著書でニベアクリームを有効性と価値の面で評価し、名品クリームとして紹介した。

化粧品の価格が高いからと、無条件その効果が良いと盲信することができないように、安価化粧品だからその性能も価格に比例するとは言えない。

したがって、重要なのは、化粧品の使用の主体が自分の肌タイプに最適な化粧品を選択することができるしっかりした基準を持つことだ。そのためには、価格およびマーケティングなどの外部的要因に影響されない、自分だけの合理的な目が必要である。
  • 毎経ドットコム ニュースセンター | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-12-01 12:20:04




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