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乾燥した肌管理、キャベツを煮たお湯も良い

君は化粧品塗る?私は化粧品食べる! ヒアルロン酸含有食品は肌の保湿維持に役立つ 

  • 乾燥した肌管理、キャベツを煮たお湯も良い
会社員のチャン・ナレ氏(26)は、冬場になりさえすると悩みが多い。まさに、寒くて乾燥した季節になりながら顔の肌が乾燥し、角質が目にみえるほど生じるからである。化粧が肌の上で調和されず、朝の出勤途中ごとの化粧直しに忙しい。ぴゅうぴゅう吹くひどい風に、乾燥した唇が裂けて血がにじむのも日常となってしまった。

多くの人が冬場になると、干からびた「水田肌」を心配する。乾燥した冷たい環境のせいだ。肌の乾燥には、質感の重い水分クリームをたっぷり塗ったり、オイルで肌の障壁を作るなど、肌に直接しっとりとした化粧品を塗って水分を供給する場合が一般的だ。しかし最近では、食べ物の摂取を通じて肌をしっとりとさせる「インナービューティー」概念が注目されている。

チャウムフードテラピーセンターのイ・ギホ教授は、「水をたくさん飲むのが最も基本」としながらも、「キャベツやキュウリなど、肌の保湿に役立つ食品の摂取も、水の摂取ぐらい重要だ」と伝えた。キャベツは、食物繊維と水分が豊富に含まれていて、キャベツの緑色の部分の場合、生体100gあたり150㎎のビタミンCが含まれていて肌の保湿に効果的だ。キュウリもまた、ビタミンCが多量に含まれており、95%以上が水分で構成されていて、肌の保湿と美容に良い。実際に、肌の美容に関連する民間療法で、キャベツを沸かしてその水を飲んだり、キュウリを細かく切って顔にパックをする方法が広く知られていたりもする。

その他にも、トマトの場合、ビタミンCとビタミンA、リコピン成分が豊富で、ニホントウキ葉はビタミンC、ピスタチオの場合、ビタミンEが大量に含まれていて肌の老化防止に効果的だ。イ・ギホ教授は、肌の保湿のための食材摂取時に「いちどにたくさん摂取するよりも、毎日着実に摂取することが役に立つ」と語った。

最近では、肌の保湿のための健康機能食品も人気だ。ほとんど人体内に広範囲に存在する天然高分子であるヒアルロン酸を利用した製品群だ。ヒアルロン酸は、肌に存在して自分の重さの1000倍まで水分を吸収することができるため、保湿用化粧品に主に使われる成分だ。

CJ食品研究室のファン・セヒチーム長は、「ヒアルロン酸の水分保持力は、真皮内のコラーゲン形成維持うを助けるため、肌の水分値を上げるのに役立つ」とし、「ヒアルロン酸含有食品が、乾燥肌に役立つことは多くの臨床試験でも証明された」と説明した。

実際に、美容健康機能食品の市場が非常に活発な日本では、ヒアルロン酸含有食品の摂取による肌の保湿効果に関する臨床試験が何度も進行されたことがある。東邦医学大学部、第2皮膚科学教室と、キューピー研究所が共同で実施した臨床試験では、平均年齢43歳の女性39人を対象に6週間研究した結果、ヒアルロン酸を摂取したグループは、そうでないグループに比べて肌の水分量が上昇したと発表した。日本の芝パレスクリニックと日本総合健康開発研究所の人体試験でも、ヒアルロン酸含有食品摂取群は、非摂取群に比べて肌の水分含有量が増加したという結果を発表した。

十分な睡眠も重要だ。ゴウンセサン皮膚科のアン・ゴンヨン院長は、「乾燥した肌はつっぱり、小さい刺激にも簡単に赤みが出る敏感な肌になりやすい」とし、「肌の水分供給も重要だが、十分な睡眠と休息も重要だ」と強調した。
  • 毎経ヘルス_キム・スジン記者
  • 入力 2011-11-22 15:50:54




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