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ニキビが悩みの20代、日焼け止めを塗るべきか?


#20代の会社員ナ・ミンガム(仮名)氏。夏にもなれば悩みだ。普段肌にニキビがある上に敏感な方なので肌の保護のために紫外線遮断剤を使うことが、常にざらざらするからだ。昨年使いかけの紫外線遮断剤を、今年もまた使用してもいいのかどうか気になる。時折肌トラブルができるからだ。塗れば顔が白く変わる白濁現象がある紫外線遮断剤のかわりに自然に肌に馴染む製品がいいと聞いたが、本当にそうなのか気になる。

紫外線は体内でビタミンDを合成し殺菌作用をするなどためになる役割もするが、度をこす露出は肌のくすみを生成して老化を起こすことはもちろん、酷い場合皮膚癌まで誘発することがある。肌のために毎日使わなければ成らない紫外線遮断剤、この効果をたっぷり発揮するためには入念な製品選択と正しい使用法を熟知することがなにより重要だ。

■ 昨年使って残った紫外線遮断剤はそのまま使ってもいいの?

紫外線遮断剤は未開封時には2年程度の有効期間で見ているが、開封後には1年以内に使用することが望ましい。使って残った紫外線遮断剤は保管方法や使用方法によって変質し、固有の機能を喪失する可能性があり、思い切って捨てて新しい製品を選ぶのがいい。開封後1年がたたないとしても、本来の粘性をなくして薄くなって出たり色が変わる場合にも、使用しない方がいい。普段化粧品は直射日光を避け涼しく風通しのよい場所に保管し、開封後にはできるだけ早い期間内に使用しなければならない。

■ 紫外線遮断剤は曇りの日も使用しないといけない?

肌に影響を与える紫外線はこの波長の長さによって、紫外線A・Bに区分される。この中の紫外線Aは波長が長い紫外線として肌の表皮を過ぎ真皮まで奥深くに到達し、肌の奥でメラニンの生成を促進して肌を黒くしてシワを発生させ肌の老化を促進する。このような紫外線Aは、曇ったり雨が降る日にも存在し窓ガラスを通過して肌に影響を与えることができ、曇りの日や室内でも紫外線遮断剤を塗るのがいい。

■ 白濁現象の無い紫外線遮断剤が最高?

紫外線遮断剤を塗るとき顔が白く変わる白濁現象は、紫外線遮断剤の最大の欠点中のひとつとしてあげられ、多くの人々が白濁現象が無く肌に自然に馴染む製品を好む。しかしわかって見れば、白濁現象がある紫外線遮断剤がむしろ肌のためになることがある。

紫外線遮断剤は紫外線散乱剤と紫外線吸収剤に分けられるが、紫外線散乱剤は物理的に紫外線を反射または散乱させる方法を使用して肌に吸収されず、刺激が少ないかわりに特有の白濁現象が発生する。それに対して紫外線吸収剤は紫外線を強力に吸収する化学成分を使用し、肌に滑らかに馴染むが成分の特性上トラブルを起こしやすくもある。肌が敏感な人ならば、白濁現象を甘受しても紫外線遮断剤を使用するほうがましだ。

■ ニキビ肌には紫外線遮断剤を塗るな?

ニキビが酷い脂性肌の場合、紫外線遮断剤を塗ると肌がさらにてかるように感じられ、肌の害になるか心配する人がいる。しかしむしろひきび肌には徹底した紫外線遮断剤が必須だ。紫外線が強くなるほど肌は角質を形成して肌を保護しようとするが、この角質が毛穴を塞ぎ炎症を起こしてニキビを悪化させる。またメラニン色素が出てきてニキビ跡も濃くなることがある。紫外線遮断剤はオイルフリー製品や化学製品が少し含まれている製品を選び、使用して外出した後には入念にクレンジングを通して残余化学成分によるトラブルを予防する。

週1回程度は毛穴の中の角質を除去して、保湿剤を利用し十分に水分供給をすればニキビ管理に役立つ。

ある有名漢医院院長は「こつこつ紫外線遮断剤を使用するだけでもくすみ、そばかす、シミなど、色素沈着を防ぐことができて、小じわなど肌の老化も予防することができて、外出30分前に紫外線遮断剤を塗る作業は季節に関係なく365日行わなければならない」とし「紫外線遮断剤を選ぶとき遮断指数が高いものが無条件いいと考えることがあるが、それだけ肌に刺激的だという点を考慮しなければならない。日常生活と簡単な野外活動をする場合、SPF20/PA+以上の製品ならば十分だ」と助言した。
  • 毎日経済_チョン・ジョンホン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2013-06-30 22:49:13




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