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シワ・紅潮・着色・大人にきび管理はこうやって!

入浴は簡単に、保湿は徹底的に 

  • シワ・紅潮・着色・大人にきび管理はこうやって!
午後の暖かい太陽光を通して、うれしい春が近づいていることを体感する2月だ。

澄んだ空と足の爪を隠したさわやかな風は、冬の間かかっていたコートを脱ぎ捨てなさいと甘くささやく。しかし安心するにははやい。朝晩に訪れる肌に突き刺さるような風は薄くなった服までを刳って入り真冬に劣らず激しく吹きつける。

春に入る道の中で出くわすことになる季節の変わり目には、冬の間減っていた身体活動と新陳代謝機能などが暖かくなる天気と共に活発になりながら、やや免疫力が弱くなりやすい。大きな日較差で肌の中の毛細血管は拡張と収縮が繰り返されることにより、敏感で乾燥する肌には角質が誘発される。

また冬の季節に比べて強くなる紫外線と黄砂、花粉なども肌の健康を脅かす要因になる。このような環境的変化はくすみとシワを誘発したり皮膚乾燥症、紅潮、着色など様々な皮膚疾患を起こしやすいために、徹底した管理が必要だ。

紅潮・大人にきび管理はこうやって


季節の変わり目だと、怒ったり恥ずかしくもないのに理由も無く顔が赤く現象を訴える人たちが多い。犯人は季節の変わり目に多く現れる皮膚疾患である、毛細血管拡張症と顔面紅潮症だ。毛細血管拡張症とは急激な温度変化による肌内部の毛細血管が拡張され赤くなる現象だが、程度が酷いと毛細血管がくクモの糸のように顔の肌に透けたりする。一方この程度ほど酷くなく、顔全体に紅潮が目立つようになることが顔面紅潮症だ。顔面紅潮症とは些細な感情変化や若干の温度差にも顔が赤くなりしばらく待たなければ元の肌色に回復するようになる現象を言う。

このような症状を持っている人々はより徹底した管理が必要だ。物理的な刺激を避けて赤くなった顔を沈静させながら、保湿と血管強化のための管理が必要だ。刺激の無いクレンザーを使用して、洗顔後冷水で顔を軽く叩いて毛細血管を収縮させることが重要だ。また角質除去のためにスクラブ洗顔剤を使用したり、タオルでこすることは症状を悪化させることがあるため、注意しなければならない。

一方熱い入浴やサウナに長時間はいることを避けて、毛細血管を拡張させる汗をたくさん流す運動は極力避けるのがいい。急激な温度変化は肌に無理な刺激を与えるので、寒いところから急に暑いところに入ることは避ける。また肌寒い天気の日に外出する場合、保湿クリームを軽く塗りマスクを着用して冷たい風から肌を保護することが望ましい。

この他に季節の変わり目の代表的トラブルの中のひとつがにきびだ。「思春期の青少年でもないのに何がにきびだ」と反論する読者もいるだろうが、にきびは50代まででも現れる事がある代表的な炎症性疾患のひとつだ。ある日とつぜん吹き出たにきびを見て若返ったのかと思うことはまったくの誤解だ。このような大人にきびに悩まされる人たちは極力顔に手を触れてはいけない。習慣的ににきびをさわったりつぶす人たちは、結局この場所に傷跡を目撃することになる可能性が大きい。

皮脂調節とディープクレンジング効果がある製品でクレンジングして、化粧品購入時、極力オイルフリー(Oil-free)、ノン-コメドジェニック(Non-comedogenic・綿布形成物質が除外された製品)製品を選ぶことが、にきび悪化と再発を防止するのに役立つ。また過度な皮脂を調節する皮脂バランス成分と、抗菌および皮膚沈静効果がある製品を選ぶことも望ましい。

「入浴は簡単に、保湿は徹底的に」


1. 入浴はぬるま湯で15分だけ

季節の変わり目に肌が乾燥する感じがするなら、水分を補充しないといけないという考えから、シャワーと入浴をよくそして長時間する人たちが多い。しかし頻繁なシャワーと入浴はむしろ肌に「毒」になる。水に長時間触れる肌は、脂肪膜がなくなり時間が経てばむしろより乾燥がひどくなる。暑いお湯で入浴することは避け、15分以内でぬるま湯で軽くシャワーするのがいい。

2. 低刺激クレンザーは必須

石鹸は肌の脂肪膜を除去し水分を奪う役割をする。石鹸で洗うことは過度にはせず、刺激が少ないボディークレンザーや弱酸性石鹸を使用するのがいい。

3. 垢は適度に落とさなければならない

春をまつうれしい気持ちで垢を過度に落とすことは良くない。肌の角質層と脂肪膜が除去されトラブルが誘発されることがあるため、春が来た後に時期をずらすのがいい。

4. 入浴後3分以内に水分補充

入浴後には水気をふき取った後3分以内にボディーローションやボディーオイル、クリームなどを塗る。これが皮膚科専門医たちがよく言う3分Ruleだ。

5. 温度維持、加湿器稼動

温度を一定に維持しながら室内湿度を高めるため加湿器を使用する。また、濡れた洗濯物を室内において置くのもいい。

6. 体に密着する服は避ける

スキニージーンズのようなタイトな服はできるだけ避けるのがいい。

Key point

角質除去のためのスクラブ洗顔剤を使用したり、タオルで擦ることは症状を悪化させることがあるので注意しなければならない。

■ヘルプ=キム・セヨン、チャエンバク皮膚科建大入口駅店皮膚科専門医(代表院長)
  • Luxmen_パク・ジフン記者/写真=Photopark.com
  • 入力 2013-02-04 13:48:11




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