トップ > ビューティー > ファッション > 生デニム「薬味でごまかせないサムギョプサルのような存在」[デニムトレンド(2/2)]

生デニム「薬味でごまかせないサムギョプサルのような存在」[デニムトレンド(2/2)]


  • 生デニム「薬味でごまかせないサムギョプサルのような存在」[デニムトレンド(2/2)]
最近、加工がまったく入らない生デニム(Raw denim)の人気が熱い。

生デニムは、人為的に染色と脱色の過程を経る製作方式を抜け出し、生地そのままの色合いをとどめたジーンズを意味する。とくに、ジーンズ固有の魅力を加減なしに感じることができ、全ての年齢代をカバーする人気製品だ。

デニムブランド「PLAC Jeans」のデザイナー、パク・ジェヒョン氏は、「生デニムにはウォッシングがまったく入らないため、高いクオリティの素材を使用しなければならない」とし、「サムギョプサルに薬味を加えて味をごまかせないように、生デニムもまた、原材料自体が素晴らしくてこそ良いデザインができる」と伝えた。

実際に、生デニムは28種類以上の異なるカラーを引き出すことができるため、技術的に高い部分が要求される製品だ。

しかし、加工を経ない生デニムの特性上、ジーンズの色が抜ける移染現象が発生しやすいことがある。

このため、PLAC Jeansではデニムガイドブックを提供し、洗濯に役立つデニム洗剤と柔軟剤をともに発売するなど、ジーンズ本来の色合いを長く維持できるよう努力をかたむけていた。

PLAC Jeansのパク・インドン専務は、「オリジナルの生地を使用したデニムの需要が高くなっている」とし、「伝統デニムを好む若い顧客が大きく増えているため、生地の明確な概念と過程などを若い顧客が分かるよう、情報提供にも先頭に立っている」と語った。

現在、韓国のジーンズ市場の規模は1兆ウォンに達する。ジーンズの種類を見ただけでも数えられないほどたくさんのデザインに分類することができるが、調味料が加味されない生デニムもまた新しいトレンドをつくっている。
  • MKファッション_パク・シウン記者/写真_PLAC Jeans提供
  • 入力 2014-03-14 14:51:22




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア