トップ > 数字経済 > 企業 > GSエネルギー、ベトナムでLNG発電所を運営

GSエネルギー、ベトナムでLNG発電所を運営

東南ア進出を本格化 

GSエネルギー(社長ホ・ヨンス)は韓国企業としては初めて、ベトナムのLNG発電所事業者に選定された。ベトナム政府が炭素排出などの環境汚染問題を解決するために石炭発電をLNG発電に転換するなかで、GSエネルギーが新南方政策に合わせて今後は東南アジア市場でエネルギー事業を拡大していくのかが注目される。

GSエネルギーは22日、ベトナム政府が21日(現地時間)にLNG複合火力発電所事業者選定を発表するイベントをベトナムのロンアンで開催したと明らかにした。この日の行事はコロナ19により許榕秀(ホ・ヨンス)GSエネルギー社長がオンラインで参加して、ベトナムのグエン・スアン・フック首相、ビナキャピタル(Vinacapital)のドン・ラム代表などが参加した。ロンアンはホーチミン市l近郊の産業団地で、最近は発電施設の建設が続いている。

先だってGSエネルギーは2019年、ベトナム最大の資産運用会社であるビナキャピタルと戦略的提携を結び、ロンアン地域に3ギガワット規模の超大型LNG複合火力発電所を建設する事業を推進してきた。今回の事業者選定は当時の事業が実を結んだものだ。

GSエネルギーは今回の事業を通じて、ベトナムでLNGバリューチェーンを構築する計画だ。発電燃料であるLNGの自社導入はもちろん、保存・気化設備までを含めて運営するものだ。

また発電所で生産される電力は、ベトナム電力公社と電力購入契約(PPA)を結んで安定的に販売する予定だ。 GSエネルギーは今回のプロジェクトを「ガスツーパワー(Gas to Power)」と命名し、今回の進出を契機に東南アジアでのエネルギー事業を拡大するという戦略だ。
  • 毎日経済 | イ・ユンジェ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2021-03-22 20:02:15




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア