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モバイルショッピング市場、5兆ウォン肉迫(3/4)

来年にはホームショッピングも抜かす勢い 

  • モバイルショッピング市場、5兆ウォン肉迫(3/4)
  • ある消費者がスマートフォンで商品を検索する姿

モバイルショッピング急成長の理由は?

スマートフォン普及と通信環境発展

オークションは去る10月、会員1660人を対象に「モバイルショッピング利用実態」に対しアンケート調査を実施した。全体応答者の65%は、モバイルショッピングの長所として時間と場所の制約なくショッピングが可能であることを挙げた。随時、多様な製品を見ることができる(17%)、イベント参与(12%)、配送追跡が容易だ(6%)という回答が後を続いた。

アンケート調査から見ると分かるように、消費者の立場でモバイルショッピングが持つ特徴と長所は明らかだ。一般のオン・オフラインショッピングと異なり、出退勤もしくは各種余り時間を活用し、比較的簡単にショッピングを楽しめるだけでなく、以前のように事務所のデスクに座り、あえて上司や同僚職員の顔色を見てショッピングする必要もなくなった。

産業的観点から、モバイルショッピングが急成長した理由は当然、スマートフォン普及拡大と通信環境発展の影響が大きい。モバイルウェブ接近が容易になり、流通事業者がもう少しすぐれたサービスを提供することができるようになったおかげだ。

事実、モバイルショッピングは2006年にも国内に導入された。CJオーショッピングとオークションなどは、日本のオンラインショッピング市場を参考にし、国内でも移動通信社プラットフォームを基盤にモバイルショッピングソリューションを開発し、常用化に成功した。

しかし、接近性で限界があった。当時、通信環境は2Gでモバイル機器でインターネット環境に接続すること自体やさしくなかった。物ひとつ買うために通信費だけで2万~3万ウォン支払う状況も発生した。結局、サービスは中断された。

2009年、iPhone国内発売以降、スマートフォンが大勢になるなど、通信環境が急変しながらモバイルショッピングはついに開花期を迎える。携帯電話少額決済が導入され、カード決済システムもより安定的に構築され、消費者がもう少し便利にモバイルショッピングを利用できるようになった。

一部専門家は、オンラインショッピングの成功的安着がモバイルショッピングの急激な拡大を導いたと分析もする。オンラインショッピングは初期に相当な抵抗があった。消費者は、直接見ないで製品を購入することを不安がった。定着するのに時間が必要だった。しかし今は消費者が遠隔購入に対する拒否感が減ったため、オンラインショッピングからモバイルショッピングへの転換が、比較的短期間に成し遂げられたという説明だ。
  • 毎経エコノミー_カン・スンテ記者
  • 入力 2013-12-19 14:35:00




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