韓ヒョソン化学、半導体好況で営業利益5倍

三フッ化窒素など素好調 


暁星(ヒョソン)化学は半導体好況とグローバル経済の回復にともなう市況好調で、前年同期比で5倍に達する営業利益を記録し「サプライズ実績」を収めた

ヒョソン化学は30日、今年の第1四半期に売上高5912億ウォンと営業利益611億ウォンを記録したと発表した。これは前年同期比でそれぞれ39.2%と393%増加した数値だ。

コロナ19の影響でデジタル化が加速されて半導体の需要が増え、一緒に市況の良くなった三フッ化窒素(NF3)などが実績をリードした。三フッ化窒素は各種電子機器に使用される半導体や液晶表示装置(LCD)および太陽電池の製造工程などで異物の洗浄に使われる特殊ガスだ。半導体の需要が爆発的に増加した状況に応じて、半導体洗浄用の特殊ガスである三フッ化窒素の需要も爆発的に増加している。

ヒョソン化学は独自の工程を開発して純度99.995%以上の三フッ化窒素ガスを開発し、2000年代後半から事業を拡大している。ヒョソンはグローバルな三フッ化窒素市場では、SKマテリアルズ(SK Materials)に次いで世界第2位の生産能力を備えている。

ポリプロピレン(PP)とポリケトン(POK)なども良い成果を出した。 ポリプロピレンはプラスチックの一種で、マスクと注射器の主原料として使われる。世界的にコロナ19ワクチンの接種が本格化し、ポリプロピレンの需要が増え、ヒョソン化学の実績上昇を牽引した。国内のシリンジ用ポリプロピレン市場の規模は年間1万トン前後だ。ヒョソン化学は現在、国内市場で約65%のシェアを占めている。

ヒョソン化学は今回の実績に支えられ、市場影響力をさらに引き上げる計画だ。暁星化学は今年下半期の完成を目指して中国の衢州にNF3工場を増設している。ヒョソン化学によると、衢州工場は増設が完了するとNF3の生産量は年間3000トンに達する見込みだ。

ヒョソン化学は東南アジア市場での需要拡大に応じて、ベトナム南部にポリプロピレンとプロパン脱水素化工程プロジェクトを進めるなど、グローバルにポリプロピレン生産ネットワークの確保と特化製品の販売に注力している。ベトナムのプロジェクトは今年の下半期から稼動する予定だ。
  • 毎日経済 | チェ・グンド記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2021-04-30 17:30:24