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韓スニーカー再販プラットフォーム「Kream」、日本市場に進出


ネイバーの限定版スニーカー取引きプラットフォーム「Kream(クリーム)」が日本と東南アジアに進出する。スニーカーのリセール(再販)市場は「スニーカーテック(スニーカーと財テクを合わせた言葉)」という用語が生じるほど、MZ世代を中心に人気が高い。国内だけでなく海外でも急速に高まっている再販市場を先行獲得するという戦略とみられる。

6日の情報技術(IT)業界によるとクリームは今年、日本と東南アジアで名品リセールプラットフォームを構築する。日本には直接進出し、東南アジアは地元のプラットフォームと連携する形でサービスを開始する方式が有力だ。ネイバーの関係者は「リセールの特性上、高価なブランド品が多いために商品の国家間移動では送料だけでなく、関税と付加価値税が相場形成に影響を与える」とし、「国別に進出戦略を検討している」と語った。

クリームはネイバーの子会社スノーが昨年3月に作ったが、同年11月に分社を決定し、今年1月に独立法人になった。証券会社のモバイル取引きアプリケーション(アプリ)で株式を売買するように、スニーカーのサイズごとに相場グラフが存在する。収益率と評価損益も計算してくれる。本物かどうかを判別するために品質検査を行い、ライセンス認証タグを貼り付け、発送まで行ってくれる。弘大前にオフラインショールームを開設し、コーディネート法を紹介する「スタイルピック」とネイバーペイなどを導入した。昨年末の時点で国内限定版スニーカーのリセール取引き額のシェアではクリームが圧倒的に1位を占めたことが分かった。ムシンサ(MUSINSA)のソールドアウト(soldout.co.kr)、ロッテショッピングと手を組んだアウトオブストック(Out Of Stock)がこれを追っている。

クリームが日本と東南アジアに目を向ける背景は、リセールプラットフォームをグローバルサービスとして拡張するためだ。クリームのグローバル戦略は、この分野の「元祖」格の世界最大のスニーカーリセールプラットフォーム「StockX(ストックエックス)」と類似しているという観測が多い。

2016年にアメリカで誕生したストックエックスは世界のMZ世代のリセールブームに支えられ、欧州に続いて日本と香港や豪州などのアジアに積極的に進出している。現在は200あまりの国と地域でユーザー2億人以上を確保し、商品数は10万に迫る。ストックエックスは3年ぶりにユニコーンとして登板し、最近は4兆ウォン以上の企業価値を認められている。

ストックエックスのサービスはクリームと大きく変わらない。 IT業界の関係者は「リセール市場では有名なブランドや有名人とのコラボレーションによって、商品の希少性を浮き彫りにすることが重要だ」とし、「現地のデザイナーなどとのコラボを通じて商品の競争力を強化し、MZ世代のユーザーをより多く確保しようとする戦略だ」と説明した。
  • 毎日経済 | イム・ヨンシン記者/パク・テウィ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2021-05-06 19:07:06




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