LG電子、電装事業に拍車…「インテリジェントハイビーム」開発


LG電子の子会社の欧ZKWは、走行環境に合わせて光の方向と量を自動的に制御するインテリジェントハイビーム(Adaptive high beam)を開発した。 LG電子の未来成長動力である電装事業で車両照明システム分野を担当しているZKWは、積極的な投資で関連技術の開発に速度を出している。

27日の業界によると、ZKWはイスラエルのスタートアップNewsight Imaging(ニューサイトイメージング)と協業して車両用インテリジェントハイビームを開発した。この製品はハイビームにカメラセンサーと制御機能を統合し、車両の走行環境に合わせて自ら光を制御できることが特徴だ。夜間走行時に前方に対向車両が現れるとカメラのセンサーが車両を認識し、対向車のドライバーに眩しさを誘発する光を選択的に制御し、運転者の円滑な視界を確保しながらも対向車の視界を妨げない。

またこの製品は高解像度の機能を備え、既存のインテリジェントハイビームを代替しアップグレードできるだけでなく、インテリジェントなヘッドランプ(ADB)などの電子照明システムを備えていない車両にも装着が可能だ。

ZKWは今年の新規事業の構築と未来車の研究開発、生産能力向上のためのパートナーロボットの開発など、電装事業の競争力をさらに強化するために速度を出している。

ZKWは技術力とグローバルネットワークをさらに強化するために、今年の上半期にチェコのオロモウツと中国の上海に新規事業所を設立したと明らかにした。チェコに設立した事業所はZKWのグローバル事業のエンジニアリング能力を支援し、新技術の開発業務も担当する。上海の事業場はグローバル事業場を対象に、エンジニアリング能力を支援しつつ販売業務を担当する。 ZKWは今年の上半期に事業所2カ所を設立すれば、本社のあるオーストリアのヴィーゼルブルクを含め、欧州と米国そしてアジアなど世界8カ国に12の事業場を置くことになる。

一方でZKWは今年初めの時点で歴代最大の、今後3年間の物量に対応する受注残高を確保したことが伝えられた。昨年末時点でLG電子の電装事業の全体受注残高は約60兆ウォンで、ZKWの割合は20%を超える。業界ではZKWがこのような受注残高を土台に、来年は過去最大の売上げを達成するだろうという展望が出ている。
  • 毎日経済 | パク・チェヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2021-05-27 19:14:43